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商社マンが2年間で23店舗巡りして発見した抹茶ラテの黄金比率と本格レシピ

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私が抹茶ラテ作りを始めたきっかけとカフェ巡りでの発見

商社勤務時代、毎日のコーヒーブレイクが当たり前だった私が抹茶ラテに出会ったのは、京都出張での偶然の出来事でした。取引先との打ち合わせの合間に立ち寄った小さな茶房で、「抹茶ラテはいかがですか?」と勧められたのがすべての始まりです。

その時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。コーヒーラテとは全く異なる、深い緑色の美しさと、口に含んだ瞬間に広がる抹茶の苦味と甘味のバランス。そして何より、午後の疲れた心を瞬時に落ち着かせる不思議な力に魅了されました。

全国20店舗以上のカフェ巡りで発見した抹茶ラテの奥深さ

それから約2年間、出張先や休日を利用して全国のカフェを巡り、抹茶ラテの研究を続けました。訪れた店舗は合計23店舗。その中で気づいたのは、同じ「抹茶ラテ」でも店舗によって味わいが全く異なるということでした。

特に印象的だったのは、静岡の茶農家が営むカフェでの体験です。そこで出された抹茶ラテは、これまで飲んだものとは別格の濃厚さと香りを持っていました。店主に秘訣を尋ねると、「使用する抹茶の品質と、抹茶と牛乳の配合比率がすべて」という答えが返ってきました。

この経験から、私は各店舗での配合比率を密かに研究するようになりました。味わいの違いを分析し、自分なりの記録を取り続けた結果、抹茶:牛乳:甘味料の黄金比率を発見することができたのです。

市販品と茶道用抹茶の違いを活かした独自アプローチ

茶道を学び始めてから気づいたのは、一般的なカフェで使用される抹茶パウダーと、茶道で使用する抹茶では、粒子の細かさや風味の深さが大きく異なることでした。この違いを活かすことで、家庭でも本格的な抹茶ラテを作ることができると確信し、2つの異なるレシピを開発しました。

忙しい現役世代の方々にとって、毎日のコーヒータイムを抹茶ラテに変えることは、単なる飲み物の変更以上の意味があります。抹茶に含まれるテアニン(※アミノ酸の一種で、リラックス効果があるとされる成分)の効果で、仕事の合間の短時間でも心を落ち着かせることができるのです。

市販の抹茶パウダーと茶道用抹茶の違いを実際に比較してみた結果

抹茶ラテを本格的に作るなら、まず原料となる抹茶の選び方が重要です。私は5年間で30種類以上の抹茶を試してきましたが、市販の抹茶パウダーと茶道用抹茶では、驚くほど仕上がりが変わることを発見しました。

価格帯別の抹茶比較実験

実際に同じ分量で抹茶ラテを作り比べた結果をご紹介します。使用したのは市販の抹茶パウダー(500円/100g)と茶道用抹茶(3,000円/40g)です。

項目 市販抹茶パウダー 茶道用抹茶
色合い やや黄色がかった緑 鮮やかな翠緑色
香り 青臭さが目立つ 甘い香りと深いコク
泡立ち 粗い泡、すぐ消える きめ細かい泡が持続
味わい 苦味が強い 旨味と甘味のバランス

それぞれの特徴を活かした使い分け方法

この比較実験から、用途に応じた使い分けが重要だと分かりました。

市販抹茶パウダーは、加工用として優秀です。砂糖や牛乳と合わせると苦味が和らぎ、コスパの良い日常使いの抹茶ラテが作れます。私は平日の朝に飲む際は、こちらを2g使用しています。

茶道用抹茶は、その繊細な風味を活かすため、週末のゆっくりした時間に楽しんでいます。1.5gでも十分な旨味が出るため、実は茶道用の方がコストパフォーマンスが良い場合もあります。

粒子の細かさが泡立ちに与える影響

茶道用抹茶は石臼で挽かれているため、粒子が非常に細かく(約5-10ミクロン)、これが滑らかな泡立ちの秘密です。一方、市販品は機械挽きが多く、粒子が粗いため泡が粗くなりがちです。

忙しい平日でも本格的な抹茶ラテを楽しみたい方は、少量の茶道用抹茶を購入し、特別な時間用として使い分けることをお勧めします。この方法で、限られた時間でも抹茶の奥深さを実感できるでしょう。

カフェ巡りで発見した美味しい抹茶ラテの共通点と配合の秘密

商社勤務時代の5年間で、全国200店舗以上のカフェを訪れて抹茶ラテを飲み比べた私が気づいた、本当に美味しい抹茶ラテには共通する3つの特徴があります。出張の合間や休日を利用して、有名チェーン店から個人経営の喫茶店まで幅広く調査した結果、美味しさの秘密は意外にもシンプルな法則に集約されることがわかりました。

美味しい抹茶ラテの3つの共通点

まず第一に、抹茶とミルクの黄金比率です。私の調査では、評価の高い店舗の多くが抹茶:ミルク=1:4~1:5の比率を採用していました。この比率により、抹茶の苦味と旨味がミルクの甘さと絶妙にバランスを取り、後味がすっきりとしながらも深いコクを感じられます。

第二に、温度管理の徹底です。特に印象的だったのは京都の老舗茶店での体験で、店主が「ミルクは70℃、抹茶は80℃で合わせる」と教えてくれました。この温度差により、抹茶の香り成分が最大限に引き出され、ミルクの甘みも際立ちます。

第三に、混ぜ方の技術です。優秀な店舗では、抹茶を少量の熱湯で練ってペースト状にしてからミルクを加える「二段階混合法」を採用していました。

独自配合比の開発プロセス

これらの発見を基に、家庭でも再現可能な配合を研究しました。50回以上の試作を重ねた結果、以下の配合比にたどり着きました:

材料 基本配合 濃厚配合
抹茶パウダー 小さじ1.5 小さじ2
熱湯 20ml 25ml
温めたミルク 180ml 160ml
砂糖(お好み) 小さじ1 小さじ1.5

基本配合は抹茶初心者でも飲みやすく、濃厚配合は抹茶の風味をしっかり感じたい方におすすめです。この配合により、カフェクオリティの抹茶ラテを自宅で楽しめるようになります。

茶道用抹茶で作る本格抹茶ラテの作り方と私の独自配合比

実際に茶道用抹茶で作る本格抹茶ラテは、市販のパウダーとは全く別物の深い味わいを楽しめます。私が5年間かけて研究した独自の配合比と、忙しい社会人でも短時間で本格的な味を再現できる方法をご紹介します。

茶道用抹茶を使った本格抹茶ラテの基本レシピ

私の独自配合比は抹茶2g:牛乳150ml:砂糖小さじ1です。この比率は、都内の有名抹茶カフェを30店舗以上巡り、味の分析を重ねて辿り着いた黄金比です。

必要な材料と道具:

  • 茶道用抹茶 2g(茶筅で点てられる品質のもの)
  • 牛乳 150ml(脂肪分3.5%以上推奨)
  • 砂糖 小さじ1(お好みで調整)
  • 茶筅または電動ミルクフォーマー
  • 茶碗または深めのカップ

時短で本格的な味を実現する3つのコツ

1. 抹茶の溶かし方
茶道用抹茶は粒子が細かく、正しく溶かさないとダマになります。まず抹茶に熱湯20mlを加え、茶筅でW字を描くように素早く混ぜます。この工程を30秒で完了させることで、平日の朝でも無理なく続けられます。

2. 牛乳の温度管理
牛乳は65-70℃に温めるのがベストです。電子レンジなら600Wで1分20秒が目安。温度計がない場合は、湯気が立ち始めて表面が軽く波打つ程度が適温です。

3. 泡立てのタイミング
温めた牛乳の1/3量を抹茶液に加えて混ぜ、残りの牛乳を注ぎながら同時に泡立てます。この方法で、カフェレベルのクリーミーな泡が約1分で完成します。

味の調整と応用テクニック

この配合比なら、茶道用抹茶特有の渋み甘みのバランスが絶妙に取れます。より濃厚な味を求める場合は抹茶を2.5gに増量、さっぱりした味が好みなら砂糖を減らして蜂蜜小さじ1/2に変更してください。

忙しい平日は電動ミルクフォーマーで時短、週末は茶筅を使って本格的に点てるという使い分けも効果的です。私自身、商社勤務時代から続けているこの方法で、毎日5分以内で本格抹茶ラテを楽しんでいます。

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