小樽に旅行に行くことになって、最初に気になったのが「何を食べるか」でした。
寿司と海鮮丼は絶対として、他に何か名物グルメがあるのかな、と思って調べ始めたら止まらなくて。スイーツだけでも複数のジャンルがあるし、地元民に愛されるB級グルメも存在するし、正直なところ1泊2日じゃとても食べ切れないくらいの豊かさでした。
小樽は北海道でも特別な港町です。明治時代から北海道の商業・金融の中心地として栄えた歴史があり、当時の石造り倉庫や運河がいまも観光スポットとして残っています。そしてその歴史と地理が、独特のグルメ文化を育てました。新鮮な海産物はもちろん、レンガ造りの建物を改装したレストラン、地元産の牛乳を使ったスイーツ、港町ならではのB級グルメ。全部ひっくるめて「小樽グルメ」と呼べるほど多様です。
この記事では、小樽を訪れたときに絶対に外せない名物グルメを、ジャンル別に徹底解説します。寿司・海鮮から始まり、スイーツ、B級グルメ、食べ歩きスポットまで。読めば「小樽でなにを食べるか」で悩まなくなります。
小樽グルメの全体像|港町ならではの食文化
小樽はなぜこんなにグルメが豊かなのか。実はこれ、地理と歴史の両方が関係しています。
北海道随一の海産物が集まる港町
小樽港は石狩湾に面しており、近海では余市や積丹方面から新鮮な魚介が水揚げされます。特にウニ(エゾバフンウニ・ムラサキウニ)とイクラは道内でも屈指の品質として知られ、観光客が「小樽に来たらこれを食べないと帰れない」と話すほど。
三角市場に行くと朝6時から新鮮な海産物が並び、午前中には混雑するほどの人気ぶりです。2026年3月時点の情報では、三角市場の海鮮丼は1,500〜3,500円程度と、他の観光地と比べてもコスパが高いと評判です。
明治・大正の洋館でしか食べられない雰囲気がある
小樽には「小樽運河食堂」や石造り倉庫を改装したレストランが多く、ただ食事するだけでなく建築の雰囲気も楽しめます。フードジャーナリストではないですが、場の雰囲気が食事をより美味しくするのは本当だと思っていて、小樽ではその体験がしやすい。食事とまちあるきをセットで楽しめるのが小樽ならではの魅力です。
地元スイーツが全国区ブランドに育った経緯
ルタオ(LeTAO)が1998年に小樽で創業して以来、「小樽スイーツ」というカテゴリが全国区になりました。現在では小樽市内に複数のスイーツショップが展開しており、お土産競争も激化しています。個人的に気になったのは、ルタオだけじゃなく「小樽あまとう」「ほんまもん」「新倉屋」など昔から地元に根付いている菓子店が今も健在なこと。地元民と観光客が一緒に並ぶお店が、本当においしいお店の証拠だと思っています。
小樽の海鮮グルメ|寿司・海鮮丼を楽しむ
正直なところ、小樽グルメで最初に押さえるべきはやっぱり海鮮です。道内でも屈指の鮮度と種類を誇る海産物を、リーズナブルに食べられる場所がいくつもある。
寿司屋通りの楽しみ方と選び方
小樽駅から徒歩数分の「寿司屋通り」には約100軒以上の寿司店が軒を連ねています。北海道の新鮮なネタを使った握り寿司が名物で、昼時や夕方は行列が絶えません。
初めて行く方によくある失敗が「並んでいるお店に入ったら予想外に高かった」というもの。寿司屋通りは価格帯がかなり幅広く、1人5,000円台〜15,000円超まであります。入店前にメニューを確認するか、「おまかせコース」の価格を事前にチェックしておくのが安心です。
口コミを50件ほど読んで気づいたのは、「地物のネタが揃っている」「職人さんが丁寧に説明してくれる」というコメントが多いお店が安定して評判が高いということ。小樽に行く前に「おすすめの寿司屋」を事前予約しておくと、待ち時間なしで楽しめます。
三角市場での海鮮丼体験
小樽駅を出てすぐ右手にある「小樽三角市場」は、地元の人も観光客も通う海産物の殿堂です。16店舗が軒を連ね、そのうち6つの食堂でその場で食べることができます。
おすすめは「元祖わがまま丼」。約10種類のネタから好きな組み合わせで丼を作れるスタイルで、ウニ・イクラ・エビなどを好みでトッピングできます。営業時間は朝6時〜17時(食堂は朝7時〜)なので、朝食・ランチとしても最適です。
市場内は決して広くないのですが、鮮魚店も並んでいるので「食事しながら買い物もできる」のが面白い。新鮮なホッケや塩辛をお土産として買う人も多いです。
余市産のウニ・イクラが食べられるスポット
小樽から車で30分ほどの余市町は、ウニの産地として全国にその名を知られています。小樽の寿司屋や海鮮丼店では余市産のウニを提供しているところも多く、「小樽でウニを食べる」という体験は実は余市の恩恵でもあります。
夏(6〜8月)は生うにの旬のシーズンで、価格は高めですが食べる価値があると口コミの多くが語っています。50件以上の口コミを確認すると「この時期に来て正解だった」という感想が異常に多くて、これは本物だと思いました。
小樽スイーツの王様・ルタオとその仲間たち
小樽のスイーツは本物です。全国でも指折りのレベルだと思っています。
ルタオのドゥーブルフロマージュが全国区になった理由
小樽洋菓子舗ルタオ(LeTAO)は1998年創業。代表作「ドゥーブルフロマージュ」は、マスカルポーネチーズのベイクドチーズケーキとクリームチーズのレアチーズケーキを2層に重ねた、口溶けなめらかなチーズケーキです。全国の百貨店でも販売されるようになりましたが、本店(メルヘン交差点)や運河プラザ店では、店内でカフェとしても楽しめます。
ルタオ本店の2階カフェは景色が良く、メルヘン交差点を眺めながらスイーツをいただける贅沢な場所。写真映えするシーンとしても人気が高く、インスタグラムでも多くの投稿があります。
2026年時点ではホワイトチョコ系やフルーツ系の季節限定フレーバーが充実しており、年に複数回新商品が出るので、訪問のたびに新しい発見があります。お土産としては「ドゥーブルフロマージュ」が圧倒的に人気ですが、店内限定の生ケーキも見逃せません。
小樽あまとうと地元スイーツの世界
ルタオ以外にも、小樽のスイーツは豊かです。1929年創業の「小樽洋菓子あまとう」は地元市民に長年愛されてきた老舗で、特に「クリームぜんざい」と「マロンコロン」が名物。マロンコロンは、メロンのような形のさっくりとしたクッキーにクリームをサンドしたもので、見た目もかわいくお土産に喜ばれます。
また、小樽新倉屋の「花園だんご」は、漫画「ゴールデンカムイ」にも登場したことで話題になりました。1907年創業の老舗で、シンプルなみたらし・よもぎ・餡子のお団子が丁寧に作られています。全国的に有名な作品に取り上げられたことで、近年は若い世代の観光客にも人気が高まっています。
食べ歩きスイーツの楽しみ方
小樽運河沿いから堺町通りにかけては、食べ歩きに最適なスイーツショップが集まっています。ルタオ本店・パトス・オルゴール堂方面に歩きながら、ショップをのぞいていくルートが定番。手に持って歩けるジェラート、マカロン、焼きたてのクッキーなど、食べ歩き対応のスイーツが豊富です。
注意点としては、週末や観光シーズン(GW・夏休み・年末年始)は非常に混雑するため、午前中の早い時間か平日に来るのが快適です。
かま栄のパンロールとB級グルメの世界
小樽にはB級グルメも充実しています。観光客にはあまり知られていないけれど、地元民が愛する味がある。正直、これを知ってから小樽旅行の楽しみ方が変わりました。
かま栄のパンロールとは
「かまぼこのかま栄」は1905年創業の練り物メーカーで、名物「パンロール」は外がさくさくのパン生地、中にかまぼこが入ったユニークな軽食です。テレビで全国区になったため今では観光客にも大人気ですが、もともとは地元のおやつとして親しまれてきたもの。
工場見学もできるため、制作工程を見てから購入できます。揚げたてのパンロールは1本150円前後と良心的な価格で、運河散歩のお供にぴったりです。かま栄ショップは小樽市内に複数あり、駅からも比較的近い場所に立地しています。
小樽あんかけ焼きそばという知る人ぞ知るソウルフード
観光ガイドにはあまり載っていませんが、「小樽あんかけ焼きそば」は地元民がこよなく愛するB級グルメです。太麺をカリカリに焼いた上に、具材たっぷりのあんかけをかけた丼スタイルの焼きそばで、ボリュームが満点。小樽市内の中華料理店や大衆食堂で食べられます。
口コミで「小樽に来るたびに必ず食べる」という声が多く、一度食べると中毒になるという方も少なくないようです。観光地らしいグルメではなくて地元の食堂メシですが、だからこそ一度は試してほしい一品です。
小樽食べ歩きのおすすめルート
午前中から楽しむなら、まず三角市場で朝の海鮮丼(7時〜)から始め、小樽運河を散歩しながら堺町通りへ。ルタオ本店でスイーツを楽しんだ後、寿司屋通りでランチ。帰りにかま栄のパンロールを買いながら駅方向に戻るルートが、欲張りながらも無理のない行程です。歩行距離は往復で3〜4km程度なので、歩きやすい靴があれば半日で主要グルメをほぼ制覇できます。
小樽グルメを満喫するための宿泊ホテル
小樽グルメを朝から晩まで楽しむなら、宿泊することをおすすめします。日帰りでも行けますが、早朝の三角市場と夜の寿司屋通りを両方楽しむには泊まりが圧倒的に有利です。
ホテルノルド小樽|運河目の前のクラシックホテル
小樽運河のすぐ前に建つ「ホテルノルド小樽」は、1994年開業のヨーロッパ風クラシックホテルです。外観は石造りで重厚感があり、小樽の歴史的な景観に溶け込んでいます。朝食は和食中心のビュッフェで、地元食材を使ったメニューが好評。運河沿いを朝散歩した後に温かい朝食を食べる、というゆったりした時間を過ごせます。
立地が最高で、寿司屋通りにも徒歩圏内。「ここに泊まると小樽観光の移動がほぼ不要」という口コミも多く、特に徒歩でのまちあるきを楽しみたい方に向いています。
ホテル トリフィート 小樽運河|モダンで快適な運河沿いホテル
「ホテル トリフィート 小樽運河」は楽天トラベルでも口コミ評価が高いモダンホテルで、施設番号は166148です。小樽運河から徒歩圏内に位置し、大浴場も完備。旅の疲れを落とせる大浴場は、長時間歩き回った後には本当にありがたいです。
客室は洋室・和洋室など複数のタイプがあり、カップルや友人旅行向けのプランが充実しています。観光スポットの各所へのアクセスも便利で、三角市場や寿司屋通りにもすぐに行けます。
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天然温泉 灯の湯 ドーミーインPREMIUM小樽|駅チカで大浴場が充実
JR小樽駅から徒歩1分という圧倒的な好立地を誇るのが「天然温泉 灯の湯 ドーミーインPREMIUM小樽」です。楽天トラベル施設番号は76876。
ドーミーインはコスパの良さで全国的に人気のビジネスホテルチェーンですが、このPREMIUMグレードは天然温泉の大浴場付き。露天風呂・岩風呂・サウナなどが揃っており、観光で歩き疲れた後の入浴が本当に気持ちいいと評判です。無料の夜鳴きそばサービスもあり、夕食後の小腹対策にも重宝されています。
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小樽グルメ旅まとめ|食べ切れない豊かさがここにある
小樽のグルメは、一言で言えば「全部本物」です。
海鮮は漁港から近いから鮮度が違う。スイーツは地元で育ったブランドが全国に誇れるレベル。B級グルメは観光地化されていない正直な美味しさがある。そしてそのすべてが、石造りの倉庫と運河が残るノスタルジックな景観の中で楽しめる。これって、なかなか他では体験できないことだと思っています。
今回紹介した内容をまとめると、まず三角市場で朝食の海鮮丼、堺町通りでルタオのスイーツと食べ歩き、寿司屋通りでランチか夕食の寿司、かま栄のパンロールを片手に散歩、という流れがおすすめです。時間があればあんかけ焼きそばも試してほしいです。
宿泊するなら、運河沿いのホテルノルド小樽やトリフィート小樽運河、または駅チカのドーミーインPREMIUM小樽が便利。楽天トラベルでプランを比較してみてください。最新の料金や空室情報は公式サイトやトラベルサイトでご確認ください。
小樽のグルメは、調べれば調べるほど奥が深い。次の旅行が楽しみになってきました。ぜひ食いしん坊な旅を満喫してください。
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