「長野で温泉付き客室のある宿に泊まりたいけど、どこに何があるのかよくわからない」
気になって調べてみたんですが、これが予想以上に奥深かったんですよね。長野県内には14ヶ所以上の温泉地が点在していて、同じ「温泉付き客室」でも源泉かけ流しかどうか、露天か内湯か、どのエリアにあるか……と条件が全然違う。
この記事では、楽天トラベルで実際に予約できる「温泉付き客室のあるホテル・旅館」を5施設に絞ってご紹介します。別所温泉・美ヶ原温泉・渋温泉の3エリアから、旅の目的に合わせて選べるよう整理しました。
長野県の温泉地、まずはエリアの違いを知っておこう
温泉付き客室を探す前に、長野県の主要温泉地の特徴を知っておくと選びやすくなります。同じ「長野の温泉」でも、場所によって雰囲気も泉質もアクセスも大きく違いますから。
flowchart TD
A[長野で温泉付き客室を探す] --> B{旅のスタイルは?}
B --> C[歴史・文化を楽しみたい]
B --> D[松本観光とセット]
B --> E[温泉街でのんびりしたい]
C --> F[別所温泉\n旅館 花屋]
C --> G[渋温泉\n歴史の宿 金具屋]
D --> H[美ヶ原温泉\n翔峰 or 和泉屋善兵衛]
E --> I[渋温泉\n金具屋 or よろづや旅館]
別所温泉(上田市)— 信州最古の湯と文化財の宿
上田市にある別所温泉は「信州最古の温泉」とも呼ばれる歴史のある温泉地です🏯 泉質は単純硫黄泉で、お肌にやさしいと評判。温泉地の規模はコンパクトですが、外湯が3ヶ所あり、宿泊者は無料で利用できる場合もあります。
アクセスは上田駅から上田電鉄別所線で約30分。電車でそのまま行けるのは移動が楽で良いですね。上田城から半日観光してそのまま温泉へ、という旅程が組みやすいエリアです。温泉街には北向観音・安楽寺・常楽寺など歴史的な寺社も多く、散策しながら楽しめます。
向いているのは、歴史好きやカップル、古民家や文化財が好きな方、電車でのんびり旅を楽しみたい方です。
美ヶ原温泉(松本市)— 北アルプスの展望と美肌の湯
松本市街のすぐそばにある美ヶ原温泉は、アルカリ性単純泉の「美肌の湯」として知られています。pH値が高いアルカリ性の湯は古い角質を落とし、肌をなめらかにする効果があるといわれています。
松本駅からタクシーで15分ほどのアクセスの良さも魅力で、松本城や松本市美術館の観光と組み合わせやすいのが便利です。「松本観光の疲れを温泉で癒やす」という使い方が自然にできる立地です。口コミで「肌がすべすべになった」という声を何件も見かけて、個人的には一度試してみたいと思っています。
温泉地の規模は大きくなく、のどかな雰囲気が魅力。賑やかな観光地が苦手な方にも合うかもしれません。
松本観光とセットで旅したい方、お肌への効果が気になる方、静かな温泉地でゆっくりしたい方に向いています。
渋温泉(山ノ内町)— 9本の源泉と昭和レトロな温泉街
長野電鉄湯田中駅からバスで10分ほどの渋温泉は、9本の源泉から湧き出る温泉街として知られています。狭い路地に旅館が並ぶ昭和レトロな風景が印象的で、「あの映画のモデルでは」と語られることも多い場所です。
各源泉は泉質や効能が異なり、外湯9ヶ所をめぐる「外湯めぐり」は渋温泉ならではの楽しみ方です。宿泊者には外湯の鍵が貸し出されるため、好きな時間に9湯を巡ることができます。湯上がりの浴衣姿で石畳を歩く夜の散策は、ほかではなかなか体験できません。
冬は近くの志賀高原・よませ温泉スキー場へのアクセスも良く、スキーとの組み合わせでも人気があります。
温泉街の風情を楽しみたい方、外湯めぐりが好きな方、スキーと温泉を合わせて楽しみたい方に特におすすめです。
別所温泉のおすすめ温泉付き客室ホテル
旅館 花屋(別所温泉)
別所温泉で「温泉付き客室」を探すなら、まず名前が上がるのが旅館 花屋です。
宮大工の技が光る建物は文化庁登録有形文化財に選定されており、全26室のうち13室が「源泉掛け流し露天風呂付き客室」という贅沢な構成になっています。
泉質は単純硫黄泉で、源泉かけ流し100%。別所温泉最大の天然温泉引湯量を誇るとのことで、「湯量が豊富で泉質が濃い」という口コミが多く見られました。硫黄泉は神経痛・筋肉痛・冷え性などへの効能が期待されており、旅の疲れをじっくり癒やすのに向いています。
楽天トラベルでの口コミ評価は4.65(490件超)で、特に「建物の歴史的な雰囲気」と「食事のクオリティ」への評価が目立ちます。
気になって口コミを読んでいたら「宮大工が手がけた廊下の欄間彫刻がすごい」という声が50件中10件近くあって、これは本物だと思いました。食事では「信州産の食材を使った懐石料理が丁寧」という声も複数見受けられました。
客室は本館・東館・新館に分かれており、源泉掛け流し露天風呂付きは主に本館の特別室となっています。プランによって食事場所(部屋食か個室か大広間か)が変わるため、予約時に確認しておくと安心です。記念日旅行やカップルの旅にぴったりな宿です。
アクセスは別所温泉駅から徒歩約5分(長野自動車道 上田菅平ICから約30分)です。
美ヶ原温泉のおすすめ温泉付き客室ホテル
信州松本 美ヶ原温泉 翔峰
信州松本 美ヶ原温泉 翔峰は、北アルプスと松本平を一望する展望露天風呂が自慢の旅館です。
美ヶ原温泉のアルカリ性単純泉は「美肌の湯」として知られており、肌への刺激が少ないため敏感肌の方にも向いています。温泉付き客室では、客室から直接プライベートな露天風呂を楽しめます。客室露天風呂は内側から施錠できるため、他の宿泊客を気にせずゆっくり入れます。
食事は地元信州の食材を使った会席料理。信州牛・信州サーモン・野沢菜など、長野らしい食材が並ぶプランが好評です。夕食は部屋食または個室でのプランが選べる場合が多く、人の目を気にせずくつろいで食事ができます。
松本城からタクシーで15〜20分というアクセスの良さも嬉しいポイント。「松本観光1日目、宿で温泉ゆったり2日目」という旅程が組みやすいのがここの強みだと思います。北アルプスを望む展望露天風呂からの眺めは、口コミでも多く絶賛されています。
アクセスは松本駅からタクシーで約15分(長野自動車道 松本ICから約10分)です。
美ヶ原温泉 湯宿 和泉屋善兵衛
こぢんまりとした宿が好みの方には、美ヶ原温泉 湯宿 和泉屋善兵衛もおすすめです。
源泉かけ流しの温泉が自慢で、中庭から直接湧き出る湯を楽しめる独自のスタイルが特徴。客室から中庭の緑を眺めながらゆっくりできる、静かな滞在が好みの方に向いています。
規模は小さめですが、その分スタッフの目が行き届いており「もてなしが丁寧」という口コミが目立ちます。
渋温泉のおすすめ温泉付き客室ホテル
渋温泉 歴史の宿 金具屋
渋温泉を代表する宿といえば、渋温泉 歴史の宿 金具屋の名前を外すわけにはいきません。
昭和8年に建てられた木造建築は国の登録有形文化財に指定されており、その風格ある外観は「日本のどこかで見たことある」と感じる方も多いはず。9本の源泉から多彩な温泉を楽しめるのが最大の特徴で、泉質の異なる露天風呂・半露天・内湯・家族湯など多様な湯舟があります。それぞれ温度や成分が微妙に異なるため、「温泉のはしご」感覚で楽しめます。
温泉付き客室は「特別室」などの上位客室に設定されています。金具屋に泊まる場合は、宿泊者特典で渋温泉の外湯9ヶ所を無料で巡れるため、「部屋で温泉 + 外湯めぐり」という贅沢な温泉三昧の旅が楽しめます。
個人的には、口コミで「浴衣姿でちょうちん持って外湯めぐりをした」という声を20件近く読んで、これは絶対に体験してみたいと思った宿のひとつです。夜の温泉街の雰囲気が特に好評で、「非日常感がある」という口コミが印象的でした。
アクセスは長野電鉄湯田中駅からタクシーまたはバスで約10分(上信越道 信州中野ICから約20分)です。
渋温泉 よろづや旅館
渋温泉街の中心地に位置する渋温泉 よろづや旅館は、大正ロマンを感じさせる雰囲気の老舗旅館です。
露天風呂付き客室があり、源泉かけ流しの温泉を客室でもプライベートに楽しめます。渋温泉街の中心にあるため、夕食後に温泉街を散策しやすい立地が好評です。石畳の路地を浴衣で歩く、というシチュエーションに憧れている方には特に向いているかと思います。
金具屋より宿泊料金が抑えられているプランもあるため、渋温泉初体験の方や予算を少し抑えたい方のエントリーポイントとしても良い選択肢です。
長野への主なアクセス方法
温泉地へのアクセスも、旅の計画に関わる大切な情報です。主要な移動手段をまとめておきます。
電車で行く場合
東京から長野駅へは北陸新幹線で約90分。エリアによって乗り換えが変わります。
別所温泉へは長野駅からしなの鉄道で上田駅へ(約50分)、その後上田電鉄で別所温泉駅まで約30分です。
渋温泉・湯田中方面へは長野駅から長野電鉄で湯田中駅まで約50分。湯田中駅からバスまたはタクシーで渋温泉へ約10分です。
美ヶ原温泉へは名古屋や大阪方面から特急しなので松本駅へ、その後タクシーで約15分が便利なルートです。
車で行く場合
長野自動車道・上信越自動車道を経由するルートが一般的です。東京方面からは関越道経由で上信越道の信州中野ICが渋温泉への最寄りとなります。松本周辺には長野自動車道の松本ICが便利です。
冬季は路面凍結に注意が必要で、スタッドレスタイヤかチェーンが必須の区間もあります。
温泉付き客室を選ぶときのチェックポイント
「温泉付き客室」と一口に言っても、細かい条件がいろいろあります。正直、ここを事前に整理しておくと予約後の「思ってたのと違う」が減ると思うので、簡単にまとめておきます。
「露天風呂付き」と「内湯付き」の違い
露天風呂付きは開放感があり、景色を楽しみながら入れるのが魅力です。ただし天候に左右されやすく、寒い季節は湯温管理に注意が必要なこともあります。
内湯付きはプライバシーが高く、天候・季節を問わず快適に利用できます。「じっくり長湯したい」「夜中に何度も入りたい」という方には、温度管理がしやすい内湯が向いていることもあります。
「源泉かけ流し」と「循環・消毒あり」の違い
源泉かけ流しは、常に新鮮な湯が流れ込んでいるため泉質を存分に楽しめます。ただし、施設によっては温度が高すぎたり低すぎたりするため、加水・加温が行われる場合もあります(その場合も「かけ流し」の表記は可能です)。
循環・消毒ありの場合は衛生管理がしっかりしており、ファミリーや体の弱い方にも安心感があります。「源泉かけ流しにこだわる」のか「清潔感を優先する」のかで選び方が変わります。
予算の目安(2名1室・1泊2食付き)
温泉付き客室の宿泊費は、大浴場のみの宿と比べると1.5〜2倍程度高くなる傾向があります。2名1室で1泊2食付きの場合の目安として、内湯付きの旅館(中級クラス)は1人あたり2万円台前半、露天風呂付きの人気施設は3〜4万円前後、特別室・スイートクラスは5万円以上が相場感です。楽天トラベルでは料金比較も簡単にできるので、先に予算を決めてから絞り込むと選びやすいです。
まとめ: 長野で温泉付き客室を選ぶなら
今回ご紹介した3エリア・5施設を、目的別に整理するとこうなります。
歴史的な建物で源泉かけ流しを楽しみたいなら、別所温泉の「旅館 花屋」か渋温泉の「歴史の宿 金具屋」が最有力候補です。どちらも文化財に選定された格式ある宿で、温泉だけでなく建物そのものを楽しめるのが魅力。
松本観光と組み合わせたい、または肌への効果が気になるなら、美ヶ原温泉の「翔峰」か「和泉屋善兵衛」がアクセス面でも便利です。松本城観光を午前中に済ませて、午後から温泉旅館にチェックイン、という旅程がスムーズに組めます。
渋温泉の外湯めぐりを楽しみながら、温泉付き客室でプライベートもほしい、というバランスを求めるなら「よろづや旅館」が選びやすい価格帯でおすすめです。渋温泉の外湯めぐりはどの宿に泊まっても楽しめますが、温泉付き客室があることで「外が寒い夜に部屋でも湯に浸かれる」という安心感が生まれます。
旅の目的や予算に合わせて、ぴったりの1軒を選んでみてください。「温泉付き客室 = 高い」というイメージがあるかもしれませんが、長野なら比較的手の届きやすい価格帯から選べる施設もあります。まずは楽天トラベルで日程と空室を確認するのがおすすめです。
旅行計画が固まったら、楽天トラベルの口コミと料金を比較しながら、お気に入りの1軒を見つけてみてください。長野の温泉付き客室、想像以上に選択肢が多くてびっくりしました🙌
