導入
正直なところ、2024年以降の和倉温泉の情報は「被害が大きかった」「旅館が閉まっている」という話ばかりが先行していて、旅先として検討するのをためらっていた人も多いと思う。でも気になって調べてみたんですが、2025〜2026年にかけて少しずつ復興が進んでいて、観光客を迎えられるスポットや宿泊施設が増えてきている。
能登半島の景色、七尾湾に面した温泉地の空気、のとじま水族館のジンベエザメ——これらはどれも和倉温泉でしか体験できないものだ。個人的には、復興支援の意味でも今こそ訪れる価値があると思っている。
この記事では、和倉温泉周辺の観光スポットを2026年3月時点の情報をもとに紹介する。営業状況は変動することがあるため、訪問前に必ず各施設の公式サイトで最新情報をご確認ください。
和倉温泉の基本情報|海から湧き出る1200年の温泉地
和倉温泉は石川県七尾市に位置し、能登半島最大の温泉地として知られてきた。開湯から約1,200年の歴史を持ち、北陸で唯一の「海の温泉」として愛されてきた。七尾湾の穏やかな海に面したロケーションと、87度の高温泉が特徴だ。
2024年1月の能登半島地震では甚大な被害を受けたが、2025〜2026年にかけて段階的な復興が進んでいる。和倉温泉観光協会によれば、2025年にTAOYA和倉がリブランドオープン、加賀屋グループも2026年冬に新館開業・既存館の再開を予定している。
観光スポット自体も、能登島大橋やのとじま水族館など周辺施設の多くはアクセス可能な状態になっており、和倉温泉を拠点にした能登観光が再び楽しめるようになってきた。
アクセスはのと里山海道を使って金沢から車で約1時間20分。JR七尾線「和倉温泉駅」からも路線バスが運行している(2026年3月時点。ダイヤは公式サイトでご確認ください)。
のとじま水族館|ジンベエザメに会える能登の海
和倉温泉から能登島大橋を渡って車で約15分のところにある「のとじま水族館」は、能登観光の定番スポットだ。約500種・4万点の生き物が飼育されており、能登半島近海に生息する魚を中心に展示している。
最大の見どころはジンベエザメ。国内でも数少ないジンベエザメを見られる水族館の一つで、その巨大さと優雅な泳ぎに圧倒される。イルカ・アシカショー、ラッコのお食事タイム、ペンギンのお散歩など、ショーやイベントが充実しており、子連れ家族にも大人だけの旅行にも楽しめる。
水族館内には売店やレストランもあり、昼食を含めた半日コースとして利用しやすい。和倉温泉を宿泊ベースにして、能登島観光の中核として組み込むのが定番の回り方だ。
のとじま水族館は、和倉温泉から能登島大橋経由で車で約15分。温泉宿にチェックインする前に立ち寄るか、翌朝の観光として組み合わせるのが定番コースだ。訪問前に営業時間・料金を公式サイトでご確認ください。
温泉に入りながら能登島を観光するなら、TAOYA和倉が2025年4月にリブランドオープンした宿として今注目されている。
能登島大橋|七尾湾を渡る絶景のシンボル
能登島大橋は和倉温泉と能登島を結ぶ全長1,050mの橋で、1982年に完成。石川県最長の橋として能登島のシンボルになっている。
橋の上から眺める七尾湾の景色は、穏やかな内海の青さと能登半島の自然が広がる絶景だ。橋半ばの最高地点では視界が開け、天気の良い日には遠くまで見渡せる。早朝や夕暮れ時に渡ると、光の変化で表情が変わる景色を楽しめる。
橋を渡るだけでも観光の価値があるが、能登島に入るとのとじま水族館や、海産物が楽しめる地元の食事処なども点在している。能登島全体をドライブしながら、海岸線の景色を楽しむ半日コースが人気だ。
能登島大橋は無料で通行できる。ドライブ旅行で和倉温泉を訪れる人は、のとじま水族館とセットで能登島観光を楽しむと充実度が高い。橋の手前に駐車スペースがあり、歩いて渡ることもできる。
和倉温泉 総湯|地元に愛される温泉施設
「和倉温泉 総湯」は、観光客と地元住民が共に利用する日帰り温泉施設で、和倉温泉の核心的なスポットだ。露天風呂やサウナを完備し、リーズナブルな料金で和倉の湯を楽しめる。
87度という高温泉が特徴の和倉温泉。塩化物泉で、湯上がりの体の温まりが長続きするのが評判で、「あの独特のしょっぱさと保温力が忘れられない」という口コミが多い。
2024年の震災後も地域の復興を支えながら運営を続けており、和倉温泉を訪れる観光客が気軽に立ち寄れるスポットとして機能している。宿泊なしでも立ち寄れるため、日帰り旅行者にも使いやすい。訪問前に現在の営業状況・料金を公式サイトでご確認ください。
「和倉温泉 総湯」は和倉温泉駅から徒歩圏内にあり、電車でのアクセスにも便利。温泉地の雰囲気を感じながら地元の人と肩を並べて入浴する体験は、純粋な観光スポットにはない良さがある。
湯っ足りパーク|海を眺めながら無料の足湯
「湯っ足りパーク」は和倉温泉の中心部にある足湯スポット。無料で利用でき、能登島大橋と七尾湾を眺めながら足を温めることができる。
旅の途中で少し休みたいとき、散歩の途中で立ち寄りたいとき——気軽に使える足湯スポットとして地元でも親しまれている。景色が良いため写真映えもする。
温泉地の雰囲気を感じながらのんびり過ごす時間は、和倉温泉の観光の中でも特に印象に残る体験の一つになる可能性がある。お子さん連れの旅行者にも安心して立ち寄れるスポットだ。
和倉温泉の観光スポットは徒歩圏内に点在しているものが多い。総湯・湯っ足りパーク・温泉街の散策は、宿にチェックインする前後の時間を使って楽しめる。のとじま水族館・能登島大橋は車での移動が基本。
復興支援として訪れる価値|2026年の和倉温泉
2024年1月の能登半島地震から2年が経った2026年の和倉温泉は、少しずつ観光客を迎え入れる態勢が整ってきている。TAOYA和倉が2025年4月にリブランドオープンし、加賀屋グループも2026年冬に新館開業・既存館再開を予定するなど、明るい兆しが続いている。
口コミを読んでいて気になったのは、「早く戻ってきて、とおかみさんが言ってくれた」「変わらない湯と景色に安心した」という声だ。地元の人の温かさと、和倉温泉の変わらない魅力が伝わってくる。
観光客が足を運ぶことそのものが復興支援につながる——そういう旅の動機を持って、和倉温泉を再訪するのは今だからこそ意味があると思う。
和倉温泉観光のよくある質問(FAQ)
Q: 2026年現在、和倉温泉は観光できますか? A: 観光は可能だ。のとじま水族館・能登島大橋・総湯・湯っ足りパークなどは利用できる状態になっており、TAOYA和倉などの宿泊施設も再開している。ただし施設によって状況が異なるため、訪問前に必ず各施設の公式サイトや観光協会で最新情報を確認してほしい。
Q: 和倉温泉はどこから行くのが便利ですか? A: 金沢からのと里山海道を使って車で約1時間20分が最もポピュラーなルート。公共交通機関ならJR七尾線で金沢駅から和倉温泉駅まで特急で約80分。能登空港(のと里山空港)からも車で約40分でアクセスできる。
Q: のとじま水族館は通年営業していますか? A: のとじま水族館は通年営業しているが、年末年始などに休館日がある場合がある。営業時間・料金・特別展示の情報は公式サイトで事前に確認することをすすめる。
まとめ
和倉温泉の観光スポットは、のとじま水族館・能登島大橋・総湯・湯っ足りパークを中心に、2026年現在も楽しめる環境が整ってきている。2024年の能登半島地震から復興中の温泉地を訪れることは、地域への応援にもなる。
正直なところ、復興途上の地を訪れることに躊躇いを感じる人もいるかもしれない。でも、地元の人たちは「来てほしい」と思っている。七尾湾の景色、塩化物泉の温もり、ジンベエザメとの対面——和倉温泉の魅力は変わっていない。
宿泊は楽天トラベルで和倉温泉・能登エリアを検索して、現在営業中の施設を確認してほしい。
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