愛知県って、正直なところ「名古屋めし」「名古屋城」くらいのイメージで止まっていませんか。わたしもずっとそうだったんですけど、友人と旅行計画を立てていたときに、気になって調べてみたんですが、これが予想以上に「映え」スポットの宝庫でびっくりしました。
名古屋市内だけでもオアシス21の幻想的なガラス屋根や、大須のレトロなアーケードがあって、ちょっと足を延ばせば犬山の国宝天守とハート絵馬の神社、さらには三河湾の離島・佐久島には本格的なアートが点在している。東京や京都に負けないくらい、インスタ映えを意識した旅ができる場所だと思います。
このガイドでは、愛知県内のインスタ映えスポットを名古屋・犬山・三河エリアに分けて7か所厳選して紹介します。それぞれの撮影ポイントやベストな時間帯も書いたので、旅の計画を立てる参考にしてみてください。2026年3月時点の情報をもとにしていますが、料金や営業時間は念のため公式サイトで最新情報を確認してから行くことをおすすめします。
名古屋市内で撮りたい!インスタ映えスポット2選
まずは名古屋市内から。「都市部のインスタ映えってどうせビルか夜景でしょ」と思いがちですが、名古屋には少し違う種類の映えがあります。日常と非日常がうまく混ざり合った場所で、地元民も旅行者も一緒になって写真を撮っている、そんな雰囲気が個人的にはかなり好きです。
オアシス21——水と光が生み出すフォトジェニックな空間
「銀河の広場」とも呼ばれる栄のランドマーク、オアシス21。楕円形のガラス大屋根「水の宇宙船」が特徴で、屋根の上面には薄い水の膜が常時流れています。空が透けて見えるガラスと水面の反射が重なって、昼間でも独特の幻想感がある場所です。
夜になるとライトアップが始まって、ガラス越しに名古屋テレビ塔(中部電力 MIRAI TOWER)が見える構図がとくに人気。地下の広場から見上げるアングルで、水が流れる屋根と塔を一緒に収めるのがおすすめです。個人的には夕暮れ〜日没直後の「マジックアワー」が一番きれいだと思っています。空がオレンジから濃い青に変わっていく時間帯に、ガラス屋根が淡く輝く瞬間は、何枚でも撮ってしまいます。
アクセスは地下鉄「栄」駅から直結で、入場は無料。名古屋観光のスタートとして立ち寄りやすいのも魅力です。夜景目当てなら18時以降を狙うといいでしょう。週末は混雑することが多いので、早い時間帯か平日がねらい目です。
大須商店街——レトロとカルチャーが交差する路地裏スナップ
大須観音の門前町として栄えてきた大須商店街は、古着屋・コスプレショップ・食べ歩きグルメ・外国料理のお店が混在している、ちょっとカオスな雰囲気の商店街です。「東京の秋葉原と原宿が合体したみたいな場所」と友人に言ったら「言い得て妙」と笑われましたが、そのくらい個性的なエリアです。
インスタ映えの視点で見ると、大須観音境内の赤い仁王門や、アーケード内に散らばるウォールアート(壁画)が撮影スポットとして面白い。食べ歩きもかなり絵になります。台湾カステラ・コロッケ・マリトッツォなど映えフードが充実していて、手持ちショットが映える場所も多い。
大須観音へは地下鉄「大須観音」駅から徒歩3分ほど。商店街自体は広く入り組んでいるので、路地を探検する感覚で歩くのが楽しいです。週末は特に賑わいがあって写真を撮りやすい一方、人込みも増えるので、じっくり構図を決めたい場合は平日午前中が狙い目。楽天トラベルで名古屋市内のホテルを取っておけば、朝イチで大須を散策できるのでおすすめです。
犬山エリアのインスタ映えスポット3選
名古屋から名鉄で約30分。犬山市は「古き良き日本」の景観がそのまま残っている、愛知でも特別な場所だと思っています。城下町の古い町並みと国宝天守が背景に広がる景色は、ほかのどこにもない圧倒感があります。気になって調べてみたんですが、外国人観光客にも人気が高まっていて、英語の案内板も増えているそうです。
国宝犬山城——城下町の景観ごと切り取る圧巻ショット
犬山城は日本に12しか残っていない現存天守のひとつで、そのうち国宝に指定されているのはわずか5城。江戸時代以前の建築をそのまま残す天守は、いい意味でいびつで有機的な佇まいをしていて、現代の整備されすぎた建物とは全然違う迫力があります。
撮影スポットとして人気なのが、木曽川沿いから見上げる構図です。断崖の上に建つ天守と川面、そして山の緑が一枚に収まるこのアングルは「白帝城」の別名にふさわしい美しさ。春には桜も加わって、息をのむような景色になります。天守最上階からの木曽川一望も圧巻で、遠くの山まで見渡せる開放感は格別です。
入場料は大人550円(2026年3月時点)。城下町の古い町並みを歩きながら向かうとより楽しいです。食べ歩きできるみたらし団子やソフトクリームのお店も並んでいて、城×食べ物のフォトも自然に撮れます。混雑する時期は開門直後の朝イチに入るのが吉です。
三光稲荷神社——ハート絵馬が並ぶ縁結びの映えスポット
犬山城の登城口すぐそばにある三光稲荷神社は、縁結びの神様として知られる小さな神社です。こぢんまりした境内に、ピンク色のハート型絵馬がびっしりと吊るされていて、その光景がとにかくかわいい。「インスタ映えのために作られたのかな」と思うくらいフォトジェニックですが、れっきとした歴史ある神社です。
ハート絵馬は神社で購入可能(1枚数百円)。絵馬に願いを書いて掛けてから撮影するのが定番のフローで、カップルや女性グループに人気が高い。絵馬がたくさん掛かっている奥の棚の前で撮ると、ピンクが背景いっぱいに広がってきれいです。
犬山城と三光稲荷神社はセットで回れる距離感なので、犬山観光の際には必ず立ち寄る価値があります。個人的には城→神社→城下町の順に歩くと無駄なく楽しめると思っています。神社の入場は無料です。
リトルワールド——世界の衣装と建築で異国気分フォト
犬山市にある野外博物館「リトルワールド」は、世界各地の民家・文化施設を実際に移築・再現した施設です。広大な敷地に世界30か国以上の建築物が並び、各国の民族衣装のレンタルも可能。「1日で世界旅行」というコンセプトがまさにインスタ映えにぴったりの場所です。
インドのサリー、ドイツのディアンドル、チャイナドレスなど豊富な衣装を借りて、各国の建築物の前で撮影できます。本格的な建築背景のおかげで、衣装さえ着ればプロのロケ写真のような1枚が撮れます。正直、コスプレが少し恥ずかしい方でも、ここでは周りも同じことをしているので全然気にならないです。
入場料は大人1,800円(2026年3月時点)で決して安くはないですが、衣装レンタル込みで丸一日楽しめることを考えると納得感あり。犬山駅からバスが出ているので、犬山城観光と組み合わせるのが定番コースです。飲食も各国料理が揃っていて、食べ歩きしながら撮影できます。
flowchart TD
A[愛知インスタ映え旅] --> B[名古屋市内]
A --> C[犬山エリア]
A --> D[三河・佐久島エリア]
B --> B1[オアシス21\n夜景・水の宇宙船]
B --> B2[大須商店街\nレトロ×カルチャー]
C --> C1[国宝犬山城\n木曽川×天守の絶景]
C --> C2[三光稲荷神社\nハート絵馬]
C --> C3[リトルワールド\n民族衣装コスプレ]
D --> D1[佐久島\nアートの離島]
D --> D2[三河工芸ガラス美術館\n万華鏡スフィア]
三河・佐久島エリアのインスタ映えスポット2選
もう少し時間に余裕がある旅なら、三河エリアまで足を延ばすことをおすすめします。ここには名古屋や犬山とは全然違う、ゆったりした空気感の映えスポットがあります。とくに佐久島は一度行ったらまた行きたくなる、そんな場所でした。
佐久島——三河湾の離島アートを全力で楽しむ
愛知県西尾市の沖合に浮かぶ佐久島は、面積3.8km²の小さな離島です。島内のあちこちにアートインスタレーションが点在していて、「アートの島」として近年人気が高まっています。黒壁の古民家が並ぶ集落の雰囲気もノスタルジックで、写真好きにはたまらない場所。
なかでも「おひるねハウス」は白いベンチ型のオブジェで、石垣海岸のビーチに設置されています。シンプルな造形ながら青い海と空を背景にすると絵になって、佐久島を代表するインスタ映えスポットになっています。島には猫が多く「猫島」としても知られていて、のんびり歩いていると猫写真も自然に撮れます。
アクセスは一色港からフェリーで約30分。フェリー代は往復1,400円ほどです(2026年3月時点)。島内は自転車で回るのがおすすめで、レンタサイクルも借りられます。日帰りも可能ですが、近隣で一泊してから早朝の佐久島に渡ると、人が少ない時間帯に写真が撮れて最高です。名古屋観光ホテルは名古屋の栄エリアに位置し、1936年創業の老舗ホテルで落ち着いた雰囲気が特徴です。三河方面への起点としても使いやすい立地です。
三河工芸ガラス美術館——世界最大の万華鏡で360度の絶景体験
愛知県西尾市にある三河工芸ガラス美術館は、世界最大の万華鏡「スフィア」で有名です。直径約3.5mの球体型万華鏡の中に入ると、360度すべての方向に万華鏡の映像が広がります。どこをどう撮っても映える、というかもう写真を撮ること自体が楽しくなってしまう場所です。
色鮮やかな光が反射し合うスフィアの内部は、現実離れした幻想的な空間です。スマホのカメラでも十分きれいな写真が撮れますが、シャッタースピードを少し遅めにすると光の軌跡が残って幻想感が増します。ちなみにスフィアは「世界最大の万華鏡」としてギネス世界記録に認定されています。
入館料は大人900円(2026年3月時点)。ガラス工芸の展示や体験コーナーもあり、作品購入もできます。名鉄吉良吉田駅から少し距離があるため、レンタカーかタクシーでのアクセスが便利。佐久島と組み合わせて西尾・三河エリアを1日で回るプランがおすすめです。
インスタ映え写真をもっと上手く撮るコツ
スポットの良さはわかっても、「なんか思ったより映えない写真になってしまう」ということはよくあります。撮り方のコツを少し知っておくだけで、同じ場所でも全然違う1枚になるので、せっかくなので触れておきたいと思います。
ゴールデンタイムを狙う——朝と夕方の光の使い方
インスタ映え写真に一番影響するのは光の質です。正午前後の直射日光は影が強くなって顔も背景も硬く写りやすい。それに比べて、日の出から1〜2時間の「朝のゴールデンタイム」と日没前後の「マジックアワー」は、光が柔らかくて金色がかっていて、同じ場所でも全然違う写真になります。
オアシス21の夜景ならば日没後30分以内、犬山城なら朝の開門直後の日差し、佐久島なら早朝フェリーで渡って朝靄の中を歩く、というように、時間帯を意識するだけで写真のクオリティが大きく変わります。旅のスケジュールに「映えタイム」を組み込むのが、インスタ映え旅の基本だと思っています。
曇りの日は光が均一に広がって、影が出にくいので実は撮影に向いています。晴れの日だけが「映える日」ではないので、あまりがっかりせずに挑戦してみてください。個人的には、曇天の佐久島で撮ったモノトーンな風景写真もかなり気に入っています。楽天トラベルで宿を早めに押さえておけば、天候に合わせてスケジュールを動かしやすくなります。
縦構図と背景の整え方——スマホで映える1枚の法則
インスタの縦長フォーマットに合わせた縦構図が基本ですが、ただ縦に持てばいいというわけではありません。背景にゴミ箱や電柱が入っていないか、人が被っていないか、地平線が傾いていないか——細かいことに見えますが、これを気にするだけで写真の完成度がかなり変わります。
スマホのグリッド線表示をONにして、水平・垂直を意識しながら撮ると失敗が減ります。また、「主役を中央に置かず、少し端に寄せる」いわゆる三分割法は、単調になりがちな写真に奥行きを出してくれます。犬山城を撮るときは城を左端または右端に配置して、余白に木曽川や空を入れると構図がきれいに決まります。
最後に、撮影後の編集も大事です。明るさ・コントラスト・彩度を少し調整するだけで、スマホ写真でもSNSに映える仕上がりになります。無料の編集アプリを一つ使いこなしておくと、現地での撮影が格段に楽しくなると思います。
愛知インスタ映え旅のモデルプラン
いくつかスポットを紹介してきましたが、どう組み合わせるか迷う方も多いと思います。実際に計画するときに参考になるよう、1日プランと1泊2日プランを考えてみました。
1日プラン——名古屋市内を半日+犬山に移動
名古屋駅に朝9時に到着するプランなら、まず地下鉄で大須観音へ。大須商店街を1〜2時間散策して食べ歩きと写真撮影を楽しんだあと、栄のオアシス21に移動して昼前後に撮影。そのままランチをとってから、名鉄に乗り換えて犬山へ向かいます。
犬山では三光稲荷神社から犬山城に歩いて登城し、城下町を散策しながら帰りの時間を調整する、という流れが自然です。名古屋市内に戻ってオアシス21の夜景を撮れれば1日でかなり充実した内容になります。日帰りでも十分楽しめますが、体力的にはかなりハードなので、翌日に備えて名古屋市内でゆっくり宿泊するほうがいいかもしれません。
名古屋マリオットアソシアホテルは名古屋駅に直結しているため、翌日の移動がとてもスムーズです。高層階から名古屋の夜景も楽しめるので、旅の拠点としてかなりおすすめです。
1泊2日プラン——名古屋+佐久島または犬山をセットで
1泊2日なら、1日目に名古屋市内(大須・オアシス21夜景)を楽しんで名古屋泊、2日目に犬山または佐久島へ日帰り、というプランが無理なく回れます。佐久島は移動に時間がかかる分、ゆっくり島時間を楽しめる魅力があります。早起きが得意なら2日目の早朝フェリーで島に渡るのが特におすすめです。
逆に犬山ルートなら2日目の午前中から犬山城・三光稲荷神社・リトルワールドと回って、夕方に名古屋に戻って帰路につく、というコンパクトなスケジュールが組みやすいです。三河工芸ガラス美術館と佐久島を組み合わせるなら、レンタカーを使うと自由度が上がります。
まとめ——愛知のインスタ映えスポット、全部行く価値あり
愛知県のインスタ映えスポットを7か所紹介してきました。名古屋市内のオアシス21・大須商店街から、犬山の城下町・神社・リトルワールド、そして三河湾の離島・佐久島と万華鏡美術館まで、ジャンルも雰囲気もまったく異なる個性豊かなスポットが揃っています。
各スポットの特徴まとめ
オアシス21は夜景目的なら日没後30分以内がベスト。大須はレトロ×カルチャーの路地スナップが楽しい。犬山城は木曽川沿いからの遠景と城下町の組み合わせが圧巻。三光稲荷神社はハート絵馬のかわいさが反則レベル。リトルワールドは衣装を借りて世界一周写真が撮れる。佐久島はおひるねハウスと猫と黒壁の島をまるごと楽しむ感覚。三河工芸ガラス美術館の万華鏡スフィアは一度入ったら出られなくなります。
どこか一か所でも「行ってみたい」と思える場所があれば、ぜひ旅の計画を立ててみてください。愛知は新幹線や飛行機でのアクセスもよく、首都圏や関西からも行きやすい場所です。
楽天トラベルで宿をおさえてから出発しよう
旅の計画を立てるなら、宿の予約は早いほうが選択肢が広がります。名古屋市内のホテルは週末を中心に埋まりやすいので、日程が決まったらすぐに動くのがおすすめ。楽天トラベルではポイントを使いながらホテルを予約できるので、日常の楽天利用と組み合わせて旅費を抑えることもできます。
インスタ映えを追いかけながらも、その場所ならではの空気感や歴史もちゃんと感じてほしい——愛知の映えスポットには、そういう奥行きがあると思っています。ぜひ、写真だけじゃなく体全体で楽しむ旅にしてみてください。
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