由布院って、どちらかといえば「大人の温泉地」というイメージを持っている人が多いですよね。わたしも最初はそう思っていました。でも実際に子連れ旅行を計画して調べ始めたら、「あれ、由布院って子供も十分楽しめるじゃん」と気づいて。むしろ子どもが自然に触れながら体験できる場所が思った以上に充実していました。
知らなかった……これ、もっと早く知りたかった、というのが正直な感想です。金鱗湖の周りで鴨を追いかける子どもの笑顔とか、手作り体験で真剣に作品と向き合う姿とか、温泉プールではしゃぐ姿とか、由布院には子供が自然に「楽しい!」と思える瞬間が散りばめられています。
この記事では、由布院で子供と一緒に楽しめる遊び場・体験スポット・子連れ向けホテルを、実際に調べた情報をもとにまとめました。家族旅行を計画中の方、ぜひ参考にしてください。
由布院で子供が喜ぶ定番スポット
由布院の街自体が、歩いて楽しめるサイズ感です。由布院駅から金鱗湖まで徒歩20分ほどのメインストリート「湯の坪街道」を歩くだけで、食べ歩きや雑貨屋さんを楽しみながら十分な観光になります。その道中に、子供が喜ぶスポットもたくさんあります。
金鱗湖で自然と触れ合う散策タイム
由布院を代表する観光スポット、金鱗湖。湖の周りには整備された散策路があり、魚や水鳥が泳ぐ姿をのんびり眺められます。1884年に儒学者の毛利空桑が「湖の魚の鱗が夕日に輝く」のを見て名付けたという由来があり、その名の通り光の加減で水面がきらきら輝く瞬間はとても幻想的です。
子供的には、水辺を歩いてカモや鯉を見つけるだけで大盛り上がり。朝霧が立ちこめる早朝の金鱗湖は特に幻想的で、宿泊した翌朝に立ち寄るのがおすすめです。入場無料で気軽に立ち寄れるのも嬉しいところ。湖畔のカフェでひと休みしながら、のんびりした時間を過ごせます。
湯布院昭和館|子供も大人も楽しめるレトロ体験
金鱗湖から徒歩5分ほどのところにある「湯布院昭和館」は、昭和レトロな雰囲気にどっぷり浸れる施設です。木造の教室や当時の家電が並ぶ電気店など、20か所以上のブースが再現されていて、まるで昭和の町にタイムスリップしたような感覚。今の子供たちにとっては「なにこれ?」という新鮮な驚きがあり、親世代には懐かしさで胸がいっぱいになる……そのギャップが楽しい場所です。
湯の坪街道の食べ歩きと雑貨めぐり
由布院のメインストリート、湯の坪街道は子供連れで歩くのにちょうど良い長さ。プリン、コロッケ、ソフトクリームなど、食べ歩きグルメが豊富で、子供のテンションがぐんぐん上がります。雑貨屋さんやお土産屋さんが並ぶ通りは、大人も買い物を楽しみながら歩けます。ただし週末や休日は混み合うので、朝の早めの時間か夕方に歩くのがおすすめです。
由布院で子供と体験できるアクティビティ
ただ観るだけじゃなく、何かを作って・体験して帰りたい。そんな家族には、由布院の体験系アクティビティがぴったりです。子供が集中して取り組める時間が生まれるし、完成したものを持ち帰れるのが嬉しいんですよね。
陶芸体験・手作り工芸で思い出を形に
由布院エリアには陶芸体験や工芸体験が楽しめる工房がいくつかあります。電動ろくろや手びねりで器を作る陶芸体験は、小学生以上なら十分楽しめる内容で、集中力がある子なら思いのほか器用に仕上げてきます。「起き上がりこぼし」の手作り体験(所要時間45〜60分)も人気があります。地元の伝統的な縁起物に色を塗り、オリジナルデザインに仕上げる体験は、子供の独創性が光る場面です。各体験施設の詳細は現地や観光案内所でご確認ください。
由布岳の自然を楽しむ辻馬車と散策
由布院の街に入ると目に飛び込んでくる、美しい双耳峰の「由布岳」。標高1,584mの堂々とした姿は「豊後富士」とも呼ばれています。由布院の街から由布岳を眺めながら走る「辻馬車」は、子供が大喜びする観光アクティビティのひとつです。馬が引く馬車に乗って由布院の街を巡るのは、普段できない体験。事前予約が必要なので、公式サイトや観光案内所で確認してから乗車してください(最新情報は公式サイトをご確認ください)。
男池湧水群で澄んだ水と自然に触れる
由布院中心部から車で20分ほど離れた場所にある「男池湧水群」は、阿蘇くじゅう国立公園内の湧水スポットです。透明度が高く、周囲の森の静けさも相まって、非日常感が抜群。夏は涼しく、子供が水遊びしたくなるような澄んだ水が流れています。30〜60分程度のハイキングが楽しめます。ただし舗装されていない部分もあるので、運動靴着用がマスト。
由布院で子供と入れる温泉と水遊びスポット
温泉地なのに、子供が喜ぶ水遊びスポットを探している……そんな声は子連れ旅行あるあるです。由布院は温泉がメインですが、子供も一緒に楽しめるお風呂や施設がしっかりあります。
子連れOKの貸し切り温泉で家族だけの湯タイム
由布院の多くの旅館では貸し切り風呂(家族湯・貸切露天風呂)を用意しています。家族で一緒に入れるので、小さな子供がいるファミリーでも気兼ねなく温泉を楽しめるのが嬉しいポイント。由布岳を眺めながら入る露天風呂は格別で、「温泉って気持ちいい」と子供が温泉好きになるきっかけになることも多いです。子連れで宿を選ぶときは、貸し切り風呂の有無と予約状況を事前に確認しておきましょう。
温水プール完備の宿でアクティブに過ごす
子供連れにとって「温水プールがあるか否か」は、宿選びの重要ポイントですよね。由布院エリアでは、一年中利用できる温水プールを備えた施設もあります。温泉と水遊びを両方楽しめる宿を選べば、子供が退屈する心配もなくなります。天気が悪くても宿内で遊べるのは、旅行計画を立てる親御さんにとっては特に安心材料。後述のおすすめホテルのコーナーで詳しく紹介しています。
由布院の日帰り温泉で手軽に温泉体験
宿泊せず日帰りで由布院を訪れる場合も、日帰り入浴を受け付けている旅館や施設を利用して温泉体験ができます。子連れで利用する場合は、子供料金設定の有無や、露天風呂の柵・深さなど安全面を事前に確認しておくのがベター。施設によって条件が異なるので、電話か公式サイトで確認してから向かいましょう。
由布院への子連れ旅のモデルコース(1泊2日)
家族旅行のプランを立てるとき、「あれも行きたい、これも見たい」と詰め込みすぎて子供がぐったり……という失敗は誰しも経験があるはず。由布院は欲張らないスケジュールが正解です。
1日目|到着してのんびり街歩きと体験
お昼頃に由布院着を目指して出発。到着後、由布院駅から湯の坪街道を歩いて金鱗湖へ向かいます(徒歩20〜30分)。道中の食べ歩きグルメを楽しみながら、子供のペースでゆっくり歩きましょう。金鱗湖周辺を散策して写真を撮ったら、湯布院昭和館に立ち寄るか、近くの体験工房で工芸体験。夕方前に宿にチェックインして、夕食前に貸し切り温泉でひと風呂。夕食はゆっくり部屋食または食事処で大分の食材を使ったお料理を堪能します。
2日目|自然アクティビティと帰り前の買い物
翌朝は早起きして金鱗湖の朝霧を見に行くのが由布院の贅沢なひとつ。朝7時頃の金鱗湖は霧が立ちこめてまるで別世界のよう。宿の朝食をしっかり食べた後、辻馬車に乗るか、男池湧水群や由布岳麓を散策するアクティブなプランを選びましょう。帰りの時間が迫ってきたら、由布院駅周辺でお土産を購入。渋滞を避けるなら早めに由布院インターへ向かうのが賢明です。
子供の年齢別アレンジ案
未就学児(5歳以下)の場合は、移動距離を最小限にして宿でゆっくり過ごす時間を多めに取るのがおすすめです。宿にプールがあれば午前中はプールで遊ぶだけで十分満足してくれます。小学校低学年なら体験工房が大ヒット。陶芸や起き上がりこぼし作りは集中力を要するので、意外なほど真剣に取り組んでくれます。小学校高学年以上なら男池湧水群のハイキングや由布岳の登山(入門コース)にも挑戦できます。
由布院の子連れにおすすめのホテル
由布院は高級旅館が多いイメージですが、子連れにやさしい施設も増えています。ポイントは、プール・部屋食・子供アメニティ・貸し切り風呂の4点。この条件を揃えた宿を選べば、子供も大人も満足できます。
由布院倶楽部|温水プールと由布岳の眺望が子連れに大人気
由布院駅から徒歩5分という好立地の由布院倶楽部は、子連れ旅行者から特に支持されている宿のひとつです。最大の特徴は、一年中利用できる温水プール。天候に左右されずに水遊びができるので、子供が飽きる心配がありません。由布岳を正面に望む露天風呂は大人にとっての最高のご褒美。由布院の温泉は自家源泉かけ流しというのも魅力で、本物の温泉を子供に体験させたい親御さんにも好評です。
子連れ旅行のホテル選びで失敗しないコツ
由布院の宿を選ぶとき、子連れ視点で必ずチェックしたいのは「部屋食または個室ダイニング対応かどうか」です。小さな子供がいると、広いダイニングでの食事が難しい場面があります。部屋で食事できると、子供が泣いても人目を気にせず済むのでぐっと楽になります。また、ベビーベッドや子供用アメニティの有無も大事なポイント。楽天トラベルで宿を選ぶときは、子連れ向けプランやファミリープランに絞って検索するのが効率的です。
由布院周辺の宿泊予算の目安
由布院の宿泊費は、ファミリー向けの2食付きプランで大人1人あたり1泊1万5千円〜3万円程度が相場です(2026年5月時点。時期や部屋タイプにより変動します。最新料金は公式サイトをご確認ください)。お盆や年末年始などのハイシーズンは通常より料金が上がるため、早期予約割引を活用するのがコスパ面でおすすめです。
由布院子連れ旅行の注意点とお役立ちTips
子連れで由布院を旅するときに、知っておくと助かる情報をまとめました。
アクセスは車が便利。渋滞には要注意
由布院へのアクセスは、九州自動車道経由で由布院インターを利用するのが最も便利です。福岡市内からは高速で約1時間30分、大分市内からは車で約30〜40分です。ただしGWやお盆、紅葉シーズンの週末は由布院インター周辺が渋滞しやすいです。電車の場合は、博多駅や大分駅から特急「ゆふいんの森」が利用でき、車窓から景色を眺めながらの旅は子供にも楽しい体験になります。
混雑しやすい時期と穴場のタイミング
由布院の繁忙期はGW・夏休み・紅葉シーズン(10〜11月)・年末年始です。この時期は宿もスポットも混み合い、湯の坪街道は週末に歩くのが大変なくらいの人出になることがあります。逆に、1月〜3月の冬場は比較的空いていて穴場。冬の由布院は雪景色の由布岳が美しく、温泉がより一層ありがたく感じられます。
子連れ旅行の持ち物チェック
由布院旅行に子連れで持っていくと助かるものは、温泉グッズ(子供用タオル・着替え多め)、虫除け(自然スポットを歩く場合)、運動靴(男池湧水群や由布岳散策用)、雨具(山間部なので急な雨に注意)です。宿によってはアメニティが充実していますが、小さな子の場合は使い慣れたものを持参した方が安心です。
まとめ|由布院は子連れで楽しめる温泉地だった
「由布院は大人向けの温泉地」というイメージは、調べてみると半分しか合っていませんでした。確かに高級旅館は多いですが、子供が楽しめる自然体験・工芸体験・水遊びスポットは十分揃っていて、子連れ旅行の目的地として十分な魅力があります。
個人的に由布院の良いところは、「ゆっくりすること自体が正解」な観光地だというところ。急いで回るより、のんびり歩いて、食べ歩きして、お風呂に入って、子供のペースに合わせることができる。旅行って本来そういうものだよな、と由布院に来ると思い出せます。宿泊先は早めの予約がおすすめです。
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