江ノ島、鎌倉、みなとみらい……神奈川の観光地といえば誰もが名前を挙げる場所ばかり。でも正直に言うと、週末に行くたびに「混みすぎてゆっくりできなかった」という経験がある方も多いんじゃないでしょうか。
気になって調べてみたんですが、神奈川にはまだまだ知られていない「いい場所」がたくさんあるんですよね。地元民や旅行慣れした人たちが静かに楽しんでいる、穴場スポットが。
この記事では2026年最新情報をもとに、神奈川の穴場スポット7か所を厳選してご紹介します。アクセス方法や見どころはもちろん、周辺の宿泊情報もまとめているので、日帰りでも1泊旅行でも活用していただけます。
神奈川の穴場スポットとは?定番と何が違うのか
穴場スポットというと「ちょっとマニアックな場所」というイメージがあるかもしれません。でも個人的には、「有名な場所に負けないほど魅力があるのに、混みにくい場所」という定義が一番しっくりきます。
神奈川の場合、定番スポットが観光客を独占しているせいで、少し離れた場所がすっかり見逃されているケースがよくあります。たとえば、鎌倉に来た人の多くは大仏や長谷寺に集中しますが、電車で10〜20分移動するだけで全然違う景色や雰囲気に出会えたりするんです。
神奈川県は面積こそ小さいですが、横浜・川崎という大都市から、湘南の海岸線、三浦半島の自然、箱根の山岳温泉エリア、そして今回紹介するような素朴な半島や港町まで、バリエーションが豊富です。それだけに、定番スポットの陰に隠れている「本当に良い場所」がたくさん眠っています。
神奈川の穴場スポットの特徴
神奈川の穴場スポットには、次のような共通点があります。 アクセスが定番スポットより少し手間がかかる、あるいは知名度が低い、もしくは地元民に長く愛されている場所です。逆に言えば、少しだけ足を伸ばす価値がある「本当に良い場所」が揃っているとも言えます。観光地化されていないため、余計な商業施設がなく、本来の自然や歴史と向き合える点も大きな魅力です。
この記事では2026年3月時点の最新情報を元に、実際に価値があると判断した7か所を厳選しています。日帰りでも1泊旅行でも活用できるよう、アクセス・見どころ・宿泊情報をセットで解説しました。ぜひ次の神奈川旅行の参考にしてみてください 😊
真鶴半島と三ツ石海岸|神奈川の秘境感ある絶景海スポット
神奈川西部、小田原からさらに南に下った場所にある真鶴半島は、「箱根ジオパーク」の一部として認定された自然の宝庫です。神奈川の観光地と言われるとまず名前が出てこない場所ですが、それこそが穴場たるゆえん。海沿いの景色は本物です。
半島の先端近くにある三ツ石海岸は、「かながわの景勝50選」に選ばれた絶景スポット。相模湾に浮かぶ三つの巨大な岩礁が特徴で、大潮の干潮時には「トンボロ現象」と呼ばれる現象が起き、砂浜が露出して岩まで歩いて渡れるようになります。これを初めて知ったとき、個人的には「え、これ神奈川?」と声が出てしまいました。神奈川にこんな場所があったとは、と口コミを読みながら驚いた記憶があります。
トンボロ現象が見られるのは大潮の干潮時に限るため、訪問する際は事前に潮位を確認しておくことをおすすめします。潮位情報は気象庁のウェブサイトなどで無料で確認できます。
半島では、真鶴半島遊覧船(所要約30分)に乗ると、陸からでは見えない三ツ石海岸の全貌や相模湾の景色を楽しめます。波が穏やかな日は透明度が高く、水底が見えるほどです。2026年3月時点での料金・出航スケジュールは変動する可能性があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。
また真鶴には、地元で水揚げされた新鮮な魚介を味わえる食事処も点在しています。観光地化されていないからこそ、観光客向け価格でなく地元価格で食べられるお店が残っているのも魅力です。
アクセスはJR東海道線の真鶴駅からバスで約5分、または徒歩13分ほど。横浜から電車で1時間ちょっとで行けます。日帰りでも余裕があり、真鶴をゆっくり歩くなら自家用車かレンタサイクルがあると便利です。半島内の移動はバスの本数が少ないため、事前に時刻表を確認しておくといいでしょう。
真鶴に泊まるなら、真鶴ボートハウスが穴場感のある立地で人気です。海の目の前で、漁村の風情を感じながら過ごせます。
湘南平(高麗山公園)|夜景100選に選ばれた360度パノラマ
「湘南平」という名前を聞いたことがある人でも、実際に訪れたことがある人は意外と少ないのではないでしょうか。神奈川在住の方でも「名前は知っているけど行ったことない」という声をよく聞きます。
場所は平塚市、標高約180mの丘陵地に位置する高麗山公園の一角。ここから見える景色が、個人的には想像以上でした。晴れた日には富士山、相模湾、江の島、三浦半島まで一望できる360度パノラマ。さらに夜景100選にも選ばれているので、夕暮れ〜夜にかけて訪れる価値もあります。
スポットとしての穴場度が高い理由は、アクセスにあります。JR平塚駅から神奈川中央交通バスで約25分(「湘南平」バス停下車)。電車で気軽に行ける場所ではないため観光客が少なく、地元の人が散歩や夜景観賞に訪れる場所になっています。車なら小田原厚木道路の平塚ICから6.5km、約25分です。入場料は無料で、駐車場も整備されています。
山頂には展望台のほか、テレビ神奈川の放送塔もあります。桜の季節(3月下旬〜4月初旬)には桜と海の共演を楽しめ、秋の紅葉期も美しいとされています。また夕暮れ時から夜にかけての訪問も人気で、夜景目当てのカップルが静かに楽しんでいる風景が口コミにも多く出ていました。「夜景100選」に選ばれただけのことはある、という声も印象的でした。
なお湘南平の展望レストランはかつて有名でしたが、2024年以降の営業状況は変動しているため、訪問前に現地情報を確認することをおすすめします。
湘南平を訪れる際の宿泊拠点として、少し足を伸ばして葉山エリアに泊まるのがおすすめです。葉山ホテル音羽ノ森は全室オーシャンビューで、2023年にスイートルームをリノベーション。地産地消のフレンチが楽しめる宿として、口コミでも高評価が続いています。
称名寺(金沢文庫)|国宝も見られる幻想的な浄土庭園
「金沢区」と聞いても、横浜の一部だと知らない方が多いかもしれません。称名寺は横浜市金沢区にある鎌倉時代創建の古刹で、境内に広がる浄土庭園が圧巻です。
庭園の中心には大きな池があり、水面に映る朱色の反橋(そりばし)と平橋(ひらばし)が絵になります。春は桜、秋は紅葉と、どの季節に訪れても絵になる景色が広がります。境内は入場無料(2026年3月時点)で、隣接する神奈川県立金沢文庫では国宝の仏像や古文書なども観覧できます。
アクセスは京急本線「金沢文庫駅」から徒歩約12分。金沢区は横浜の南端にあり、都心からのアクセスは悪くありませんが、観光地として積極的に宣伝されることが少ないため人出がおだやか。「知っている人だけが来る場所」という雰囲気があります。
口コミを読んでいて気になったのが「平日のほぼ貸切状態だった」という声が複数あること。確かに紅葉・桜の週末は賑わいますが、平日はとても静かに過ごせるようです。
称名寺の観光と合わせて、海を望む宿でゆっくりするなら、葉山うみのホテルがおすすめです。6階に温泉大浴場があり、海を眺めながら入浴できます。
葉山・一色海岸|おしゃれリゾート感とローカル文化が交わる場所
葉山は神奈川県三浦郡にある小さな町で、天皇陛下の葉山御用邸があることで知られています。湘南エリアの中では知名度がありますが、鎌倉や逗子に比べると訪問者が少なく、のんびりと過ごせる場所です。
一色海岸は葉山の代表的なビーチで、透明度の高い海と白砂が特徴。海水浴シーズン(7〜8月)は賑わいますが、春や秋は人が少なく、静かに海を眺めながら散歩できます。砂浜から晴れた日には富士山が見えることも。
個人的に葉山で好きなのは、海の幸グルメとローカルな雰囲気の共存です。漁港近くの鮮魚店や、葉山女子旅きっぷで立ち寄れるカフェなど、「おしゃれすぎず、地元感がある」という絶妙なバランスが魅力です。
葉山マリーナ(葉山マリーナ周辺)では、ボートやヨットのショー、マリンスポーツ体験も楽しめます(時期によって内容が変わるため、訪問前に公式情報を確認してください)。
葉山の特別なポイントのひとつが、「葉山女子旅きっぷ」など地域独自の観光企画が充実していること。地元のカフェやランチスポットと組み合わせた旅がしやすいエリアです。海沿いのカフェでのんびりコーヒーを飲みながら海を眺める、そんなゆったりした時間が好きな方にはぴったりの場所だと思います。
葉山は宿泊施設も充実しています。葉山うみのホテルは葉山の海を望む温泉付きのホテルで、口コミでも「ロケーションが最高」「夕日の時間が忘れられない」という声が多数。2026年も人気が続いています。宿泊して翌朝の海をのんびり眺める過ごし方が特に好評のようです。
逗子・神武寺ハイキング|都心から1時間の静かな自然
逗子(ずし)は鎌倉の隣にある海沿いの街ですが、鎌倉ほど観光客が多くないため、ゆったりした空気が残っています。JR逗子駅または京急新逗子駅からアクセスでき、東京・品川から約1時間というアクセスの良さも魅力です。
その逗子で特に穴場なのが、神武寺(じんむじ)へのハイキングコース。逗子駅から入れるルートと京急田浦駅側から入れるルートがあり、所要時間は片道約1〜1.5時間。鎌倉アルプスほど急峻ではなく、体力的に自信がない方でも比較的歩けるコースです。登山道は整備されており、ハイキング初心者でも楽しめます。
神武寺は奈良時代に創建された古刹で、山中に位置するため「知る人ぞ知る」雰囲気があります。鎌倉の鶴岡八幡宮のように混んでいることはなく、境内で静かにお参りできます。日常のノイズから切り離されたような静けさが、口コミでも好評です。
大崎公園は逗子の高台に位置し、相模湾を一望できる眺望スポット。地元の人が散歩や子供連れで訪れる場所で、観光地感はありませんが、景色の良さは本物です。
逗子海岸は、夏の海水浴シーズンを外せば静かなビーチとして楽しめます。砂浜が続く相模湾沿いの風景はどの季節も美しく、春や秋はとくにおだやかな雰囲気。地元の人がのんびり散歩しているそんな景色が好きな方には強くおすすめです。
逗子を観光する際の宿泊は、楽天トラベルでエリア検索するとさまざまなタイプのホテルを比較できます。近隣の葉山も含めて比較すると選択肢が広がります。
神奈川穴場エリアに泊まるなら|おすすめホテル3選
穴場スポットを満喫するには、現地に泊まるのが一番です。日帰りでは体験しきれない「朝の静かな海」「夕暮れのビーチ」「夜景の時間帯」を、泊まりなら余裕を持って楽しめます。また神奈川西部〜湘南エリアはスポット間の移動に時間がかかることもあるため、1泊して翌日も観光を続けるのがとても効率的です。ここでは、本記事で紹介したエリアに近い、楽天トラベルで予約できる宿を3つご紹介します。
①真鶴ボートハウス|漁村の海辺に泊まる非日常体験
真鶴ボートハウスは、真鶴の海のすぐそばに立つ宿泊施設です。真鶴半島や三ツ石海岸へのアクセスが良く、朝の海の景色を楽しみながら過ごせます。小規模でアットホームな雰囲気も評価されています。
②葉山ホテル音羽ノ森|全室オーシャンビューの本格リゾートホテル
葉山ホテル音羽ノ森は、葉山の海を一望するリゾートホテル。全室オーシャンビューで、2023年にスイートルームが刷新。地産地消のフレンチレストランも高評価で、1泊してゆっくり食事まで楽しみたい方に向いています。JR逗子駅からタクシーで約15分。
③葉山うみのホテル|温泉付きで海を望む癒しの宿
葉山うみのホテルは、6階に海を望む温泉大浴場がある宿泊施設です。一色海岸や葉山マリーナへのアクセスも良く、「眺めが最高」「夕日の時間が格別」という口コミが印象的。穴場スポットをたっぷり歩き回った疲れを温泉で癒すのに最適な宿です。逗子・葉山エリアを拠点にするなら、この宿は特におすすめです。
まとめ|神奈川の穴場スポットで、自分だけの旅を
今回ご紹介した神奈川の穴場スポット7選はいかがでしたか?真鶴半島の絶景、湘南平の360度パノラマ、称名寺の幻想的な庭園、葉山・逗子のゆるやかなリゾート感。どれも「有名すぎず、でも本当に良い」という基準で選んだ場所ばかりです。
個人的には、真鶴のトンボロ現象と湘南平の夜景が特に気になって、次の週末候補に入れています。自分のペースで歩けるのが穴場旅行の醍醐味ですよね。
泊まりがけで行くなら、楽天トラベルで「真鶴・葉山・逗子」エリアを検索すると、予算や条件に合った宿がすぐ見つかりますよ。最新の料金や空き状況も確認できるので、ぜひ活用してみてください。
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