琴平って金刀比羅宮以外に何があるの、と思っていませんか。実は香川県琴平町は、こんぴらさんの785段の石段だけじゃなく、現存する日本最古の芝居小屋や四季折々の絶景が楽しめる公園、こだわりの温泉街など、半日では回りきれないほどの観光資源が詰まった町です。
特に2026年は春らんまんフェスタや四国こんぴら歌舞伎大芝居など、季節限定のイベントも目白押し。「こんぴらさんに行ったらすぐ帰る」のはもったいなくて、最低でも1泊2日で過ごすと、琴平の本当の良さが見えてきます。
この記事では、琴平で訪れたい観光スポットを定番から穴場まで厳選して紹介します。回り方のコツや所要時間、おすすめの宿泊スポットもまとめたので、香川旅行の計画にぜひ役立ててください。
琴平観光の王道|金刀比羅宮(こんぴらさん)
琴平観光といえばまず外せないのが、海の神様として全国から信仰を集める金刀比羅宮、通称こんぴらさん。象頭山の中腹に鎮座する古社で、参道口から御本宮までの785段、奥社までの1,368段の石段を登る参拝体験が有名です。
785段の石段は意外と登れる
「785段」と聞くと身構えてしまいますが、参道沿いに土産物店や旧跡が並んでいて、見ながら歩くと意外とあっという間です。最初の365段目にある大門までは緩やかで、ここから先が神域。両側にうどん屋やかまぼこ屋、和菓子屋が並ぶので、登る前後にちょこちょこ食べ歩きを楽しめます。
御本宮までは標準で往復1時間半ほど。動きやすい服装と歩き慣れた靴が必須で、特にヒールやサンダルは絶対NG。途中に休憩所もあるので、無理せず自分のペースで登るのがコツです。
御本宮からの眺望と「幸福の黄色いお守り」
御本宮にたどり着くと、讃岐平野が一望できる絶景が広がります。瀬戸大橋や瀬戸内海まで見渡せる日もあり、頑張って登った疲れが吹き飛ぶ気持ちよさ。御本宮限定の「幸福の黄色いお守り」は人気の授与品で、こんぴらさん参拝の記念品としても定番です。
御本宮の社殿、書院(重要文化財)に納められた円山応挙の障壁画、神域内の桜馬場で約800年以上前から営業を許された「五人百姓」が販売する神美代飴など、見どころは尽きません。楽天市場でも金刀比羅宮関連のお守りや縁起物は扱われているので、参拝前後の参考に。
体力に自信がない人は奥社まで行かなくてOK
奥社の厳魂神社まで登れば1,368段ですが、足腰に不安があれば御本宮の785段でちょうどいい。奥社までは御本宮からさらに30〜40分の山道を歩く必要があるので、時間と体力の余裕がある方向けです。
御本宮から先は石段が急になり、足元も滑りやすくなるので、家族旅行や年配の方との旅では御本宮で折り返すプランがおすすめ。下りで膝に負担がかかるので、トレッキングポールを持参すると安心です。
こんぴらさんとあわせて回りたい穴場スポット
参拝だけで帰ってしまうのはもったいない琴平町。徒歩圏内に魅力的な観光スポットが点在しています。
旧金毘羅大芝居(金丸座)|現存する日本最古の芝居小屋
旧金毘羅大芝居は、天保6年(1835年)に建てられた、現存する日本最古の芝居小屋。国の重要文化財に指定されており、内部は見学が可能です。木造の客席や舞台装置を間近で見られるので、歌舞伎ファンでなくても楽しめます。
毎年4月に開催される「四国こんぴら歌舞伎大芝居」は、四国路に春を告げる風物詩として有名。2026年も例年通りの時期に開催される見込みなので、歌舞伎観劇とこんぴらさん参拝を組み合わせた旅は、桜の季節の特別な思い出になります。
琴平公園|四季折々の絶景が楽しめる展望スポット
琴平公園は、こんぴらさん参道近くの小高い丘にある公園で、山頂の展望台から讃岐平野や瀬戸内海、瀬戸大橋まで見渡せる絶景スポット。春は桜とツツジ、初夏はあじさい、秋は紅葉と、四季を通じて美しい景色が楽しめます。
参拝のあと、少し足を伸ばして琴平公園で景色を眺める時間は、旅にメリハリをつけてくれます。讃岐富士(飯野山)の美しい円錐形を眺められる場所としても知られていて、写真好きの方にはたまらないスポット。
こんぴらの町並みと参道散策
琴平駅から金刀比羅宮までの参道は、レトロな町並みが残るエリア。古い旅館や老舗のうどん屋、お土産物店が軒を連ね、ぶらぶら歩くだけで楽しい。讃岐うどんの本場だけあって、参道沿いには名店が集まっており、参拝の合間に食べ歩きしながら回るのが琴平らしい過ごし方です。
雨の日でも参道沿いには軒があるので、ある程度濡れずに散策できるのが助かるポイント。御宿 敷島館は参道沿いに位置しているので、観光の拠点としても抜群の立地です。
2026年の琴平を彩るイベント情報
琴平町は年間を通じてイベントが盛りだくさん。観光スポット巡りに合わせて、季節限定の催しを楽しめると旅の満足度が一気に上がります。
春らんまんフェスタ2026|花のリレーで彩る春
2026年の春は、色鮮やかな花々によって彩られる「春らんまんフェスタ2026」が琴平エリアで開催されます。40品種10万本のスイセン、36品種3万本のチューリップ、33万本のネモフィラなど、春の花々が園内各所でバトンを繋ぐように次々と開花。
桜が散った後でも華やかな景色が続くので、4月下旬から5月のゴールデンウィークにかけての旅行先としてもおすすめ。SNS映えする写真を撮りたい方にも嬉しいスポットです。
四国こんぴら歌舞伎大芝居|4月の風物詩
例年4月に旧金毘羅大芝居で開催される歌舞伎公演は、人気役者が出演することもあって全国から観客が集まるイベント。チケットは抽選販売で、なかなか手に入りにくいですが、当選すれば日本最古の芝居小屋で本格的な歌舞伎を観るという、唯一無二の体験ができます。
公演がない時期でも、旧金毘羅大芝居の内部見学はできるので、舞台機構の仕組みなどを案内付きで楽しめます。歌舞伎初心者でも、芝居小屋の建築美に圧倒されるはず。
秋の紅葉と冬の参道風景
秋の琴平は、琴平公園の紅葉と参道沿いの木々の色づきが見頃。御本宮から見下ろす讃岐平野の景色も、紅葉が混じることで一段と美しくなります。冬は雪が積もることが少ないので、参拝シーズンとしてはむしろ穴場。
新年の初詣は混雑しますが、1月中旬以降は落ち着いた雰囲気で参拝でき、お土産屋もゆっくり見て回れます。楽天市場では香川県の名物うどんも取り寄せられるので、旅行前の予習にも、旅行後の余韻を楽しむのにも便利。
琴平観光の半日・1日モデルコース
琴平観光は、滞在時間に応じてプランの組み方が変わります。半日と1日、それぞれのモデルコースを紹介します。
半日コース(こんぴらさん中心の参拝プラン)
新幹線で岡山経由、特急しおかぜなどを使って琴平駅に午前10時頃到着するイメージ。駅から金刀比羅宮の参道入口まで徒歩約15分。参道で軽く食べ歩きしながら登っていきます。
御本宮まで往復で約1時間半。山を下りたら参道で讃岐うどんのランチを食べて、午後3時頃には琴平駅へ戻るのが半日プランの目安。日帰りでも十分楽しめますが、慌ただしくなりがちなので時間に余裕を持って計画したいところです。
1日コース(穴場スポットも含めたフルプラン)
1日かけて琴平を満喫するなら、午前中にこんぴらさんへ。御本宮参拝後、参道で讃岐うどんランチ。午後は旧金毘羅大芝居の内部見学と、琴平公園の散策。夕方は温泉街で日帰り温泉に入り、夜は宿で香川の郷土料理を楽しむという贅沢プランです。
このコースなら、観光名所だけでなく町の雰囲気もじっくり味わえます。琴平グランドホテル 桜の抄のような参道沿いの老舗宿に泊まれば、夜の参道散策や翌朝の早朝参拝も楽しめます。
1泊2日コース(金毘羅参り+讃岐うどん巡り)
香川旅行の定番コースである、こんぴらさん参拝とうどん巡りを組み合わせるなら1泊2日が理想。1日目は琴平観光、2日目はレンタカーや電車で丸亀、坂出、高松へ移動してうどん巡りという流れがおすすめです。
うどん県と呼ばれるだけあって、香川には個性的なうどん店が点在しており、はしごするのも楽しい。琴平温泉で温泉旅館の朝食を楽しんでから、午前中のうちに有名うどん店を訪れるのが定番ルートです。
琴平観光におすすめの宿泊スポット
琴平町には、こんぴら温泉と呼ばれる温泉地があり、参道沿いを中心に魅力的な温泉宿が並びます。観光と相性の良い宿を紹介します。
御宿 敷島館(共立リゾート)|参道沿いの好立地
御宿 敷島館は2019年に開業した共立リゾートの温泉宿で、こんぴらさんの参道沿いに建つ抜群の立地。色とりどりの色浴衣選び、ロビーのコーヒーフリーサービス、4種の無料貸切風呂、湯上りのアイスキャンデー、夜のラーメンサービス、選べる枕など、共立リゾートらしいサービスが揃います。
参拝前後に宿に戻って一息つけるのが何より便利。観光と宿でのおもてなしを両立したい方におすすめです。
琴平グランドホテル 桜の抄|こんぴらさん参道22段目に位置
琴平グランドホテル 桜の抄は、こんぴらさん参道の22段目という驚きの立地に建つ老舗ホテル。露天風呂付き客室が人気で、最安値9,500円〜という手の届きやすい価格設定が魅力です。
朝の早朝参拝にこの上なく便利な場所にあり、人混みを避けて静かにこんぴらさんを参拝したい方には最適。香川の郷土料理を活かした和食も評判です。
ことひら温泉 琴参閣|大型温泉ホテルの安定感
ことひら温泉 琴参閣は、こんぴら温泉を代表する大型温泉ホテル。大浴場や露天風呂、エンタメ施設も充実しており、家族旅行やグループ旅行にも対応できる懐の深さがあります。
団体旅行の利用も多いですが、個人客でも問題なくくつろげる設備とサービスが整っています。大型ホテルらしいバイキング夕食は品数が豊富で、子連れ家族にも嬉しい選択肢。
琴平観光の注意点とよくある質問
琴平観光で「事前に知っておけばよかった」と思いがちなポイントをまとめました。旅行前のチェックリストにどうぞ。
こんぴらさん参拝の所要時間と服装
御本宮までの往復で約1時間半、奥社まで含めると約3時間が目安。途中の休憩も含めると、参拝だけで半日近く見ておくと安心です。服装はスニーカーやウォーキングシューズ必須、夏は汗対策、冬は防寒対策をしっかりと。
雨の日は石段が滑りやすくなるので注意。傘より両手が空くレインコートがおすすめです。トイレは参道沿いに点在しますが、上に行くほど数が減るので、計画的に済ませておくと安心。
琴平までのアクセスと移動手段
JR琴平駅は岡山から特急で約1時間、高松から特急で約1時間。電車でのアクセスが便利ですが、本数はそれほど多くないので、事前に時刻表をチェック。レンタカーがあれば、琴平のあとに丸亀、高松、瀬戸大橋などの観光地を回りやすいです。
東京や大阪からのアクセスは、新幹線+在来線で半日かかるので、できれば1泊2日以上の計画がおすすめ。日帰りで強行軍するより、温泉宿に泊まってゆっくり楽しむほうが満足度が高いです。
食事はうどん以外にも豊富
香川といえばうどんですが、琴平町には和食、洋食、和菓子の名店も豊富。参道沿いには食事処と並んで老舗の和菓子屋も多く、参拝のお土産選びも楽しい。ご当地グルメとして「灸まん」というあんこ入り饅頭も有名で、お茶請けにぴったりです。
夕食はホテルで郷土料理を楽しむか、温泉街の居酒屋で香川の地酒と海の幸を堪能するか。楽天市場では灸まんもお取り寄せできるので、行く前に味を試したり、おみやげの予習に使えます。
まとめ|琴平はこんぴらさん+αで楽しむ町
琴平の観光スポットは、金刀比羅宮の785段の石段だけではありません。現存する日本最古の芝居小屋・旧金毘羅大芝居、四季折々の絶景が楽しめる琴平公園、レトロな雰囲気の参道散策など、こんぴらさんとあわせて回りたい魅力的なスポットが点在しています。
2026年は春らんまんフェスタや四国こんぴら歌舞伎大芝居など、季節限定のイベントも開催されるので、訪れる時期によって違った楽しみ方ができます。半日では物足りないので、できれば1泊2日でこんぴら温泉に泊まり、夜の参道や早朝の静かな参拝も体験するのがおすすめ。
宿泊は参道沿いの御宿 敷島館や琴平グランドホテル 桜の抄、温泉施設が充実した琴参閣など、選択肢が豊富。楽天トラベルで琴平温泉のプランを比較して、自分にぴったりの宿を見つけてみてください。次の休日は、こんぴらさん参拝を中心に琴平の魅力を満喫する旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
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