茨城旅行を計画していたのに、当日の天気予報が雨マーク……。そんなとき「せっかく来たのに何もできないんじゃないか」と思ってしまいがちですが、個人的に気になって調べてみたんですが、茨城は関東の中でも雨の日に強い観光地がそろっているエリアです。水族館・科学館・美術館・屋内テーマパークといった「天気を気にせず楽しめるスポット」が各地に分散していて、1日まるまる雨でも動ける選択肢が思ったよりずっと多いんです。
茨城県は関東の北東部、東京からは特急ひたちやつくばエクスプレスで1〜2時間ほどの距離にあります。海側の大洗・日立エリア、山側の奥久慈・筑波エリア、都市部の水戸・つくばエリアと、観光の軸が3つに分かれているのが特徴。どのエリアにも大型の屋内施設が点在していて、行き先によって雨の日の過ごし方の雰囲気が少し変わります。観光客だけでなく、家族連れや子連れの旅行者にも人気が高く、週末は混雑しやすいので早めの行動が基本になります。
正直なところ、茨城は観光地として華やかさは控えめですが、雨の日に限っていえば「見どころが豊富で、しかも施設同士の距離が現実的」という点で、日帰り・1泊旅行のどちらにも向いた県だと感じます。都内から車で2時間弱でアクセスできる立地ながら、水族館・宇宙センター・美術館のような目玉施設がぎゅっと集まっているのは茨城ならではの強みです。
この記事では、2026年4月時点の情報をもとに、茨城の雨の日におすすめの屋内観光スポット10選と、エリア別のモデルコース、雨宿り拠点に便利な楽天トラベル掲載ホテルをまとめて紹介します。雨の日にテンションが下がりやすい方こそ、最後まで読んでいただけるとうれしいです。
茨城の雨の日観光が成立する3つの理由
茨城の雨の日観光がうまく組み立てやすいのには、地理的・観光的な理由があります。来る前に知っておくと、当日のプランが立てやすくなります。
屋内大型施設が県内に分散している
茨城には、1日過ごせる規模の大型屋内施設が県内に分散しています。海側には「アクアワールド茨城県大洗水族館」、筑波エリアには「JAXA筑波宇宙センター」、県南には「ミュージアムパーク茨城県自然博物館」、水戸市内には「茨城県立近代美術館」「茨城県立歴史館」。これらはそれぞれ独立した観光の目的地になる規模で、ハシゴしなくても1日の満足度が確保できます。気になって調べてみたんですが、この規模の屋内施設がこれだけ揃っている県は関東でも少ないです。
車移動と公共交通の両方が現実的
雨の日は徒歩移動が減るため、駐車場の有無とアクセス路線が重要になります。茨城の主要な屋内施設は、ほとんどが大型駐車場を完備していて、雨でも濡れずに建物へ入れる動線が確保されています。また、水戸・つくば・大洗は鉄道・バスでのアクセスも可能なので、電車旅でも困りません。特にアクアワールド大洗は、大洗駅からバスで15分という近さで、公共交通だけでも訪問できます。
市街地観光も雨に強い
水戸の偕楽園周辺や、つくばのつくばセンター周辺は、屋根付きの商業施設と観光施設が集まっていて、外歩きを最小化できます。特にイーアスつくばや水戸京成百貨店のような商業施設は、雨宿りに使える飲食店やカフェが多く、施設間をタクシー・バスでつなぐと、1日中ほぼ濡れずに過ごすことも可能です。雨の日こそ都市部観光が本領を発揮するというのが、茨城の面白いところです。
雨の日観光を快適にするコツは、宿泊先を先に決めておくこと。雨宿り拠点になる大洗パークホテルのようなリゾートホテルを拠点にすれば、チェックイン前に早めに荷物を預けて屋内施設に向かえます。
雨の日に絶対はずせない茨城の屋内観光スポット5選
まずは雨の日でも必ず候補に入れたい、規模・満足度ともに高い5つのスポットを紹介します。どれも1日の中心に据えられる施設です。
1. アクアワールド茨城県大洗水族館
茨城県大洗町にあるアクアワールド茨城県大洗水族館は、日本トップクラスの規模を誇る水族館です。約580種・68,000点もの生き物に出会え、特にサメの飼育数は日本一と言われています。大型ショーの「イルカ・アシカオーシャンライブ」は観光客にも人気で、雨の日でも全て屋内で完結します。フロアが7階まで続く構造のため、小さなお子さん連れでもエレベーター移動がしやすく、動線がよく整理されている印象です。
2026年4月時点の入館料は大人2,300円、小中学生1,100円、3歳以上400円が目安ですが、最新情報は公式サイトでご確認ください。所要時間は2〜3時間ですが、ショーを見るとさらに時間がかかります。雨の日に茨城に来るなら、まずここを候補にしておけば間違いないというくらいの定番です。
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2. JAXA筑波宇宙センター
つくば市にあるJAXA筑波宇宙センターは、日本の宇宙開発の中心的な施設です。実物大の人工衛星や本物のロケットエンジン、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の実寸モデルなど、迫力ある展示物を間近で見られます。入場無料というのもうれしいポイント。宇宙好きのお子さんがいるご家庭なら、半日滞在しても飽きない情報量です。
展示館「スペースドーム」は予約不要ですが、ガイドツアーは事前予約制です。ツアーでは宇宙飛行士養成エリアなど普段は見られない場所も案内してもらえるので、公式サイトで最新のツアー情報をチェックしてから訪問するのがおすすめ。正直、大人の方が思わずテンションが上がるタイプの施設で、「無料でこの情報量?」と驚く方が多いです。
3. ミュージアムパーク茨城県自然博物館
坂東市にあるミュージアムパーク茨城県自然博物館は、宇宙・地球・自然・生命・環境をテーマにした総合博物館です。常設展示室と企画展示室があり、マンモスの化石や恐竜の骨格標本など、お子さんに人気の展示が充実しています。広さは関東の博物館の中でもトップクラスで、1日いても回りきれないほど。雨の日の室内観光スポットとしては県内随一の規模です。
屋外のパーク部分は雨の日には歩きにくいものの、屋内の展示エリアだけでも半日〜1日は十分楽しめます。2026年4月時点の入館料は大人540円、高校・大学生340円、小中学生100円(企画展時は変動)と、コスパ面でも優秀です。
4. ザ・ヒロサワ・シティ
筑西市にあるザ・ヒロサワ・シティは、陸・海・空・宇宙の乗り物が勢揃いする屋内型テーマパークです。本物のブルートレインやロケットの実機展示、戦闘機のコックピット体験など、乗り物好きにはたまらないラインアップ。屋内施設が中心なので、雨の日でもほぼ濡れずに1日遊べます。ユニークな展示の多さで、他にないタイプの体験を求める方に強くおすすめできる場所です。
5. 茨城県立近代美術館
水戸市にある茨城県立近代美術館は、千波湖畔の静かな立地にある美術館です。茨城ゆかりの作家を中心に約4,000点の近現代美術作品を所蔵し、常設展示に加えて企画展も随時開催されています。雨の日の水戸観光の定番スポットで、偕楽園観光が雨でキャンセルになった際の代替地としても使えます。
建物そのものも建築家・吉村順三の設計で、ガラス張りのロビーからは千波湖を一望できます。美術館併設のカフェで水戸の食材を使ったランチを楽しめるので、雨の日のゆったり大人旅にぴったりです。
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子連れ・家族で楽しめる茨城の屋内観光スポット3選
お子さん連れ・家族旅行に特におすすめの、雨の日でも疲れずに過ごせる施設をピックアップしました。大人も一緒に楽しめる設計になっているのがポイントです。
6. つくばエキスポセンター
つくば市のつくばエキスポセンターは、科学技術を楽しく学べる体験型の科学館です。プラネタリウムは世界最大級の直径25.6メートルのドームを誇り、迫力ある天体ショーが楽しめます。館内のサイエンスショーや体験展示は小学生から中学生に特に人気で、夏休み・冬休みの親子旅行の定番スポット。雨の日でもプラネタリウム+展示で十分に時間をつぶせます。
7. 地質標本館(産業技術総合研究所)
つくば市にある地質標本館は、日本最大の地質専門博物館です。化石や岩石、鉱物の実物標本を間近で観察でき、無料で入場できるのも魅力。規模はコンパクトですが、質の高い展示がそろっていて、鉱物好き・化石好きのお子さんなら2時間以上でも飽きないタイプの施設です。JAXA筑波宇宙センターと合わせて回ると、1日の科学系はしごコースが完成します。
8. イーアスつくば
つくば市のイーアスつくばは、大型ショッピングモールに映画館・フードコート・屋内遊び場「キッズランド」などが入る複合商業施設です。雨の日の昼食から買い物、お子さんの遊びまで一箇所で完結できます。ショッピングモールなので観光地感は薄いですが、天気が急に崩れたときの「とりあえずの雨宿り拠点」としてはとても優秀です。
大人の雨の日観光におすすめの茨城のスポット2選
ゆっくりとした時間を楽しみたい大人旅向けに、静かで上質な雨の日スポットを2つ紹介します。美術鑑賞・歴史学習が好きな方におすすめです。
9. 茨城県立歴史館
水戸市の茨城県立歴史館は、茨城の歴史や民俗を学べる博物館です。展示室は全て屋内で、常設展+企画展の構成。館内には移築された明治時代の洋風建築「旧水海道小学校本館」もあり、歴史と建築の両方を楽しめます。敷地内のイチョウ並木は秋の紅葉が見事ですが、雨の日は室内からガラス越しに眺めるだけでも情緒があります。偕楽園とセットで訪れる観光客が多いですが、雨の日は歴史館を主軸にして時間をとると深く楽しめます。
10. 水戸芸術館
水戸芸術館は、音楽・演劇・美術を発信する複合文化施設です。シンボルのタワーは水戸のランドマークとしても有名で、天気が良ければ展望室から水戸の街を一望できます。雨の日は屋内のギャラリーや企画展示を中心にじっくり鑑賞するのがおすすめ。コンサートホールの公演スケジュールと合わせて計画すると、1日雨でも充実した滞在になります。
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雨の日におすすめの茨城観光ホテル
雨の日は移動そのものがストレスになりやすいので、屋内施設からのアクセスが良いホテルを選ぶと快適度が一気に上がります。楽天トラベル掲載のホテルから、雨の日観光の拠点にしやすい3軒を紹介します。料金は時期により変動するため、予約前に各ページで最新情報をご確認ください。
大洗ホテル
大洗ホテルは、アクアワールド茨城県大洗水族館からほど近い立地の温泉ホテル。海を望む客室と、大洗の海鮮を使った食事、自家源泉の温泉が特徴です。雨の日でも水族館観光の後にそのまま宿に戻れる近さが強みで、車がなくてもアクセスしやすいのがうれしいところ。口コミでは「あんこう鍋の鍋料理が想像以上だった」「スタッフの対応が丁寧」という声が目立ちます。
大洗パークホテル
大洗パークホテルは、水族館観光の拠点としても人気のリゾート型ホテル。部屋から太平洋の景色が広がり、天気の良い日は朝日が、雨の日は海に落ちる雨粒がゆったり眺められます。大浴場からも海が見える構造で、観光で疲れた体を癒すのにぴったり。平日素泊まりのプランが比較的リーズナブルに出ていることが多く、コスパ志向の方にも向いています。
大洗旅館
大洗旅館は、伝統的な和の宿らしさを残した海近くの旅館。あんこう鍋など地元の海の幸を使った会席料理が人気で、ゆっくり温泉に浸かりながら雨の日を過ごしたい方におすすめです。1日雨予報の日は、早めにチェックインして部屋・温泉・夕食に時間をかけるプランにすると、アクアワールド大洗+旅館でコンパクトに満足度の高い1日を組めます。
エリア別・雨の日観光モデルコース
茨城の雨の日観光は、エリアごとにスポットを組み合わせると動きやすくなります。大洗・筑波・水戸という3つのエリア別に、1日モデルコースを用意しました。
大洗エリア:水族館+海鮮ランチ+温泉ホテル
東京から車で約2時間、もしくは特急ときわで水戸まで行き、そこから大洗鹿島線で大洗駅へ。10時頃にアクアワールド茨城県大洗水族館に到着し、午前はイルカショーをメインに観覧。ランチは水族館内の展望レストラン、または徒歩圏内の海鮮丼専門店で大洗名物のしらす丼・海鮮丼を。午後は雨の中の海沿いドライブや、屋内型の大洗マリンタワーに立ち寄り、夕方にホテルへチェックイン。温泉とあんこう料理で一日を締めくくるという王道プランです。
つくばエリア:JAXA+プラネタリウム+ショッピングモール
つくばエクスプレスでつくば駅へ。午前はJAXA筑波宇宙センター、昼はイーアスつくばのレストランエリアで軽めランチ。午後はつくばエキスポセンターでプラネタリウムを観覧し、夕方に筑波山のふもとの温泉宿へ移動。温泉好きの方は、筑波山温泉郷の日帰り入浴を組み合わせるのもおすすめです。雨でも1日をしっかり組み立てられ、子連れ・大人旅のどちらにも対応できます。
水戸エリア:歴史館+近代美術館+グルメ
特急ひたちで水戸駅へ。午前中は茨城県立歴史館、昼食は水戸駅前の納豆料理専門店や、常陸牛のレストランで茨城らしい食を楽しみます。午後は茨城県立近代美術館、または水戸芸術館で美術・演劇を鑑賞。偕楽園に行きたかった方も、雨の日は屋内施設中心に組み替えれば、水戸らしさを十分感じられる1日になります。
茨城の雨の日観光に関するよくある質問
雨の日観光を計画する方から質問の多いポイントをまとめました。事前確認に役立ててください。
雨の日は茨城の観光施設は混む?
平日は比較的空いていますが、週末や連休は雨天でもアクアワールド大洗やイーアスつくばなどの屋内大型施設に人が集中しがちです。週末に訪問する場合は開館直後(9〜10時頃)か、15時以降の遅めの時間帯がおすすめ。オンライン予約が可能な施設は事前購入しておくと、雨の中での列待ち時間を短縮できます。
車なしで雨の日観光はできる?
可能です。水戸・つくば・大洗の3エリアは、JR常磐線・つくばエクスプレス・大洗鹿島線でアクセスできます。駅から施設まではバスやタクシーを組み合わせれば、ほとんどの主要スポットに到達可能。奥久慈や県北エリアは車でのアクセスが前提になる場所が多いので、公共交通で動くなら県央・県南エリアを中心に計画するのがスムーズです。
1泊2日で雨の日プランを組むなら?
1日目に海側(大洗・ひたちなか)で水族館+海鮮を楽しみ、宿泊後に2日目は内陸(つくば・水戸)で博物館・美術館を回るという組み合わせが定番です。雨が2日続いても、屋内施設のハシゴで計画が崩れにくいのが茨城のよいところ。特急ひたちや自家用車での移動なら、県内の2エリアを無理なくつなげられます。
茨城の雨の日に向かない観光は?
袋田の滝・筑波山・茨城フラワーパーク・国営ひたち海浜公園といった屋外メインのスポットは、土砂降りの日はおすすめできません。ただ、これらも小雨程度なら傘を差して楽しめる場所もあります。予報が「午後から雨」程度であれば、午前に屋外スポット、午後に屋内施設、という流れでも十分成立します。
まとめ:茨城の雨の日は「計画を組み替える楽しみ」がある
茨城の雨の日観光は、屋内施設のラインナップが本当に充実していて、「雨だから何もできない」という心配はほぼ不要です。水族館・宇宙センター・博物館・美術館・ショッピングモールまで、それぞれ違うタイプの楽しみ方ができる施設が県内に分散しているので、当日の気分や同行者に合わせて自由に組み替えられます。
雨の日こそ、晴れの日にはなかなかじっくり見られない展示や建築に時間をかけられるチャンスです。アクアワールド大洗のようなダイナミックな施設から、茨城県立歴史館のような静かな場所まで、「雨だからこそ選ぶ」スポットを見つけてみてください。そして、観光の合間に雨宿りできる温泉ホテルを押さえておけば、1日の疲れをゆっくり癒せます。
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