友達から「久米島、本当によかった!」と言われるたびに、「絶対に行く」と心に決めていました。沖縄本島は何度か行ったことがあるのに、なぜか久米島はずっと後回しにしていた。でも正直、那覇から飛行機で30分という距離を知ったとき、「なんで今まで行かなかったんだろう」と思いました。
久米島は「球美(くみ)の島」とも呼ばれ、透明度の高い海、白砂のビーチ、断崖絶壁の絶景、歴史ある城跡と、コンパクトな島にギュッと見どころが詰まっています。沖縄観光の定番スポットを一通り回った人が「次はどこ?」と思ったとき、久米島はかなり上位候補に入ってくるはずです。
この記事では、2泊3日で久米島を最大限に楽しめるモデルコースを、1日ごとに具体的な行動プランつきで紹介します。「はての浜には行きたいけど、ほかのスポットをどう組み合わせればいいかわからない」「初めての久米島で失敗したくない」という方に向けて書きました。アクセス、ホテル選び、ツアーの選び方まで全部まとめたので、このページを読めばプランの骨格がほぼ完成するはずです。
久米島観光の基本情報とアクセス方法
久米島に行くと決めたら、まず押さえておきたいのがアクセスと島内移動です。「沖縄の離島」と聞くと少し遠いイメージがありますが、実際には思っているより全然近い。知らない人も多いので、旅のスタートとして基本情報を整理しておきます。
那覇から30分!久米島へのアクセス
久米島へは、那覇空港からJALグループの琉球エアーコミューターが1日複数便を運航しています。飛行時間は約30分。価格は時期によって変わりますが、早めに予約すると比較的リーズナブルに取れることも多いです。
フェリーという選択肢もあります。那覇の泊港から久米商船が運航していて、所要時間は約3時間30分。料金は飛行機より安い分、時間がかかります。「船の旅を楽しみたい」「荷物が多い」という方には向いていますが、2泊3日という限られた時間で観光に集中したいなら、飛行機一択だと思います。
到着後はそのまま久米島空港でレンタカーを借りるのがおすすめです。空港に複数のレンタカー会社があり、繁忙期は出払いになることもあるので、旅行前に予約を入れておくと安心です。
島内移動はレンタカーが正解
久米島には路線バスも走っていますが、本数が限られていて、観光スポット間の移動には向いていません。島のサイズ感としては、端から端まで車で30〜40分程度。レンタカーがあれば1日でかなりの範囲を回ることができます。
正直、「バスかタクシーで何とかなるかな」と思っていた時期もあったのですが、久米島を回った人の口コミを調べると、ほぼ全員が「レンタカー必須」と書いていました。50件以上読んで、例外はほぼなし。これは信頼できる情報だと思います。
自転車レンタルも一部のホテルで対応していますが、起伏のある地形と30度超えの気温を考えると、体力に余裕がある場合を除いてはやめておいたほうがいいかもしれません。
久米島旅行の適した季節と天気
久米島に行くベストシーズンは、一般的に4月〜6月と9月〜10月と言われています。梅雨入り前の4月〜5月前半は気温もそこまで高くなく、海も穏やかです。夏本番の7月〜8月は海のコンディションが抜群な一方、暑さと台風のリスクもあります。
はての浜への上陸ツアーは天候次第で中止になることがあります(波が高いと船が出せない)。「はての浜が目的の一つ」という方は、ツアー催行の可否に余裕を持った日程を組んでおくのがいいと思います。
【1日目】到着日に回れる久米島の絶景スポット
久米島に午前中に着けば、1日目から観光をがっつり楽しめます。まずはレンタカーを借りて、島の西側・南側のスポットを中心に回るのがおすすめです。夕方には夕陽を見ながら海岸でのんびりする時間も取りたいところです。
比屋定バンタ(ひやじょうバンタ)で東シナ海を一望
久米島に着いてまず向かいたいのが「比屋定バンタ」です。島の東側の高台に位置する展望台で、眼下には東シナ海が広がり、晴れた日には遠くの島まで見渡すことができます。沖縄の言葉で「バンタ」は「崖」を意味し、高さ約250mからの眺めはとにかく迫力があります。
口コミを見ていて気になったのは、「天気が良い日の午前中が最高だった」という声が多かったこと。午後は逆光になりやすいらしく、1日目に早めに訪れる計画はかなり合理的です。展望台周辺には展望レストランもあるので、到着後のランチを兼ねて立ち寄るのもいいと思います。
所要時間は30〜45分程度。次のスポットへの移動もスムーズです。
ミーフガーで久米島のパワースポット体験
比屋定バンタから車で15〜20分ほど移動すると、「ミーフガー」に到着します。島の北西海岸に佇む独特の形の岩で、「女岩(みぃふがー)」と呼ばれるパワースポットです。子宝祈願の場所として知られ、全国から参拝者が訪れることでもあります。
観光スポットとして見ても、岩の形がかなりユニークで写真映えします。海際に立つ岩の姿と周辺の海の色のコントラストが印象的。「なんか不思議な雰囲気だった」という口コミが複数あって、行ってみたくなりました。
駐車場から岩まで歩いて数分。所要時間は20〜30分程度で、気軽に立ち寄れるスポットです。
夕景のシンリ浜でのんびり過ごす
1日目の締めくくりは、シンリ浜での夕暮れです。「サイプレスリゾート久米島」が面するシンリ浜は、久米島で最も夕陽が美しいと評されるビーチのひとつ。地元の人も夕方になると散歩に来ることが多いらしく、観光客だけでなく島の日常と交差する場所でもあります。
水平線に沈む太陽が海を染めていく光景は、疲れを忘れさせてくれます。1日目の移動と観光で疲れた体を、夕陽を見ながらゆっくりほぐしてください。
このエリアに宿泊するなら、サイプレスリゾート久米島がおすすめです。全室オーシャンビューで、久米島唯一のインフィニティプールからも夕陽が楽しめます(プール営業は4月〜10月)。空港から車で5分という好立地も、1日目の宿として選びやすいポイントです。
【2日目】メインイベント!はての浜ツアーの楽しみ方
久米島旅行のハイライトといえば、なんといっても「はての浜」です。2日目はここを中心に1日を設計するのが正解。ただし、ツアーの手配や潮のタイミングなど、知っておきたいポイントがいくつかあります。
はての浜とは?東洋一ともいわれる絶景砂洲
はての浜は、久米島の東側の沖合に浮かぶ3つの砂洲(サンドバー)の総称です。全長約7kmにわたって広がる白い砂と、エメラルドグリーンの透明な海。「東洋一美しい海」とも呼ばれるほどの景観で、初めて目にした人の多くが「現実とは思えなかった」と表現しています。
砂洲なので、陸地のように岩場や植物はありません。ただただ白い砂と青い海が広がるだけ。それがかえって非日常感を演出していて、日本にいながら「カリブ海に来たみたい」という口コミが印象的でした。
普通の海水浴とは全然違う体験で、シュノーケリングをすると砂洲の周りに魚が泳いでいるのも見られます。透明度は本当に高く、水深1〜2mでも底がくっきり見えるそうです。
はての浜ツアーの選び方と料金の目安
はての浜へは船でしか行けないため、ツアーへの参加が必須です。主なツアー会社は、「マリンガイド久米島」「久米島エスコートツアーズ」など。ホテルが提携しているツアーを利用するケースも多いです。
2026年5月時点の目安として、半日コースで3,500円〜、シュノーケル付きの1日コースで4,500円〜7,000円程度の会社が多いようです。ただし料金は会社や時期によって異なるので、最新情報は各社の公式サイトをご確認ください。
選ぶ際のポイントはいくつかあります。まず「どの浜に行くか」。はての浜は手前から「メーヌ浜」「ナカノ浜」「ハティヌ浜」の3つがあり、奥に行くほど人が少なく静かです。「できるだけ奥に行きたい」という場合は、事前に確認しておくといいでしょう。次に「シュノーケルセット込みかどうか」。道具を持ち込む手間がないのは楽ですが、衛生面が気になる方は自前で準備する方法も。
ツアーは午前出発が人気で、特に夏は早めに埋まります。旅行前にオンライン予約しておくのがおすすめです。
ツアー後は畳石(奥武島)でフォトジェニックな景色を
はての浜ツアーから戻ったら、午後は奥武島(おうじま)にある「畳石」へ立ち寄りましょう。久米島本島とは小さな橋で結ばれた離島で、海岸に広がる亀甲状の岩が圧巻です。国の天然記念物にも指定されていて、大きいものでは直径2mにもなります。
干潮のタイミングに合わせると、岩が水面から姿を現してより見応えがあります。潮汐表を事前に確認しておくといいでしょう。写真を撮ると「蜂の巣みたい」「芸術的」という声が多く、はての浜とは異なる種類の感動があります。
奥武島には食堂も数軒あるので、ツアー後のランチや休憩に使えます。所要時間は見学だけなら45分〜1時間程度です。
このエリアへのアクセスに便利なイーフビーチ前に宿泊するなら、ENリゾート 久米島イーフビーチホテルが候補に上がります。イーフビーチまで徒歩10秒という立地で、天気の良い朝は目覚めてすぐ海に行けるのが魅力です。
【3日目】歴史・文化スポットと空港前の立ち寄り
最終日は帰りのフライトの時間を確認しつつ、歴史系スポットと海を組み合わせた動きがおすすめです。久米島空港は小さいので、フライト1時間前に到着できれば問題なし。出発時間から逆算してスケジュールを組みましょう。
宇江城跡から眺める360度パノラマ
久米島の最高地点近くにある「宇江城跡(うえぐすくじょうあと)」は、琉球時代のグスク(城跡)で国の指定史跡に指定されています。標高約310mの高台に位置し、晴れた日には久米島の全体像と周辺の海を一望できます。
登るためには車で山道を上り、最後は徒歩で歩く形になります。道の途中は舗装されていて、頂上付近だけ未舗装ルートがあります。見晴らしは抜群で、「ここが一番印象に残った」という口コミが意外と多かったのが興味深かったです。
所要時間は移動と見学で1時間〜1時間半ほど。朝一番に訪れると空気が澄んでいてさらにきれいだそうです。
イーフビーチで最後の海を満喫
久米島滞在の締めくくりは、島を代表するイーフビーチで過ごす時間を取りたいところです。「日本の渚100選」にも選ばれた約2kmの白砂ビーチは、透明度の高い海と穏やかな波が特徴。初日・2日目は移動やツアーで忙しかった分、最終日の午前中はここでのんびりするのがいいと思います。
実際に泊まった人の口コミを読んでいると、「朝早くにビーチを独占できた」「人が少ない時間帯の海は格別」という声が多い。最終日の朝、宿をチェックアウトする前に少し早起きして海辺を歩くだけでも、旅の余韻がぐっと変わると思います。
久米島空港周辺でおみやげをゲット
帰りのフライトまでの時間は、お土産の調達に使いましょう。久米島空港の売店には島の名産品がそろっています。久米島の特産品としては「久米島紬(くめじまつむぎ)」(国の重要無形文化財)のアイテム、海洋深層水を使った塩や化粧品、泡盛なども定番です。
市街地のお土産店の方が品揃えは豊富ですが、「空港で買える範囲で十分」という声も多く、一般的なお菓子類は空港で十分そろいます。帰り際にゆっくり選ぶ時間がないことも多いので、2日目の夕方頃に市街地で済ませておくのが個人的にはおすすめです。
久米島のおすすめホテル3選|シーン別に選ぶ宿泊スポット
久米島のホテルは選択肢こそ多くはないですが、それぞれ特徴がはっきりしていて選びやすいです。どんなスタイルで泊まりたいかを決めると、自然と答えが出てきます。
ウォーターマークホテル沖縄 久米アイランド(全室オーシャンビュー)
シンリ浜沿いに立つウォーターマークホテル沖縄 久米アイランドは、久米島最大のリゾートホテルです。全室オーシャンビューで、大浴場も完備。空港から車で約20分というアクセスも許容範囲です。
「部屋から海が見えるだけで朝が最高だった」という口コミが多く、ゆったりしたリゾートステイを求める方に合っています。はての浜ツアーをホテル経由で手配できる場合もあるので、到着後そのまま相談してみるのも一つの方法です。
ENリゾート 久米島イーフビーチホテル(ビーチフロント)
「起きたらすぐ海に行きたい」という気持ちに完全に応えてくれるのが、ENリゾート 久米島イーフビーチホテルです。イーフビーチまで徒歩10秒という立地は、久米島内でここだけ。2023年にリブランドしてリフレッシュし、施設の評価も高まっています。
プールや温泉も備えており、昼は海、夜は温泉という過ごし方が可能です。「朝食が美味しかった」という口コミも目立ち、朝食込みのプランで満足度が高い傾向が見えました。
サイプレスリゾート久米島(インフィニティプール×夕陽)
「夕陽を見るなら絶対にここ」という声が多いのが、サイプレスリゾート久米島です。久米島で唯一のインフィニティプールを持ち、プールから夕陽が見える設計になっています。全室オーシャンビューで、朝食のバイキング評価も非常に高い。
空港から車で5分という抜群のアクセスも魅力です。「帰りのフライトがギリギリでもチェックアウト後すぐ空港に行ける安心感があった」という口コミが印象的でした。
久米島旅行でよくある質問
旅行の計画を立てていると、細かい疑問がいくつか出てくるものです。事前に解決しておくと当日スムーズに動けます。
レンタカーは必要?島内をどう動く?
結論から言うと、レンタカーがあると旅の自由度が格段に上がります。路線バスも走っていますが、本数が少なく、観光スポット間の移動には向いていません。はての浜ツアー以外のスポット(比屋定バンタ、畳石、宇江城跡など)は車でないと不便です。
複数のレンタカー会社が久米島空港に展開しています。繁忙期(特にゴールデンウィーク・夏休み・年末年始)は早めに予約しないと取れなくなる場合があります。旅行が決まったら、飛行機と同時にレンタカーも押さえるのがおすすめです。
はての浜はいつ行くのがベスト?
海のコンディション的には4月〜10月がシーズンです。この時期は海水温も上がり、シュノーケリングも楽しめます。冬(11月〜3月)は波が高く、ツアーが催行されない日も増えます。
天気と波の影響を受けやすいので、2泊3日のうちできるだけ早いタイミングに設定するのが安全です。2日目を予定していて当日中止になっても、翌日に振り替えるのは難しい(当日朝の判断になることが多い)ので、余裕を持った日程が理想的です。
久米島と沖縄本島、どちらを優先すべき?
「両方初めて」という場合は、まず沖縄本島の定番スポット(首里城、美ら海水族館など)を回ってから久米島というパターンが多いです。ただ、「ビーチや自然体験が目当て」という場合は、久米島を先に選んでも全く問題ありません。
むしろ「沖縄本島は混みすぎてちょっと疲れた」という人が久米島に来て、「島のペースが最高」と言うケースも多いです。どちらが先でも後でも、久米島は一度行けばまた来たくなる島だと思います。
まとめ:久米島2泊3日で絶対後悔しない旅をつくろう
久米島の2泊3日の流れをまとめると、こんなイメージです。1日目は到着後すぐ比屋定バンタとミーフガーを回り、夕方はシンリ浜で夕陽を眺める。2日目はメインのはての浜ツアーに全力を注ぎ、午後は畳石でフォトジェニックな時間を過ごす。3日目は宇江城跡の歴史散策とイーフビーチでの朝を楽しんでから空港へ。
「コンパクトなのに密度が高い」というのが、久米島を調べてみた正直な印象です。移動距離が短い分、1つ1つのスポットをゆっくり楽しめる余裕が生まれます。慌ただしく観光地を巡るより、時間をかけてひとつの場所に腰を据えて過ごす旅が好きな人には、特に合っていると思います。
ホテルと航空券のセット予約は、楽天トラベルのパッケージツアーが利用しやすいです。久米島のホテルも一通りそろっていて、口コミを読みながら宿を選べるのが助かります。2026年も久米島の旅が素晴らしいものになりますように。
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