「山形で、ちょっと特別な旅館に泊まってみたい」。そう思って調べはじめたとき、正直わたしもどこから手をつけていいか迷いました。銀山温泉のノスタルジックな街並み、蔵王の名湯、あつみ温泉の老舗、赤湯の源泉かけ流し。山形は名湯と名宿の宝庫で、選択肢が多すぎるのです。
この記事では、楽天トラベルで予約できる山形の高級旅館を7つ厳選しました。どれも一度は泊まってみたいと言われる名宿ばかりですが、性格はかなり違います。記念日にふさわしい静けさ重視の宿、大正ロマンに浸る木造建築の宿、食と温泉のバランス型の宿。個人的には、口コミを50件以上読み比べながら「これは本物だ」と思えた宿だけを残しました。読み終わるころには、あなたと同行者にぴったりの一軒が見えてくるはずです。
なお、料金や営業情報は2026年4月時点のものです。最新のプランや空室は楽天トラベルの公式ページでご確認ください😊
山形の高級旅館を選ぶ3つの視点
まず押さえておきたいのが、山形の高級旅館は温泉地ごとに雰囲気がはっきり違うということです。気になって調べてみたんですが、同じ「山形の名旅館」でも「非日常感重視」「歴史重視」「料理重視」でお客さんが分かれていました。
1つ目の視点は、温泉地の選び方です。静かに過ごしたいなら赤湯温泉や銀山温泉、湯めぐりや散策を楽しみたいなら蔵王温泉やかみのやま温泉、海の幸を楽しみたいなら庄内エリアのあつみ温泉が向いています。2つ目は、部屋の造りです。露天風呂付き客室にこだわるのか、数寄屋造りや蔵リノベのような「建物そのもの」を楽しみたいのかで、選ぶ宿が変わります。3つ目は、食事のスタイルです。山形牛・米沢牛を主役にした会席か、庄内の魚介を使った料理か、地元の有機野菜や山菜を主役にしたコースか。この3軸で見ていくと、自分たちに合う宿が絞り込めます。
ちなみに山形の高級旅館は、都内から新幹線で2時間半〜3時間ほどでアクセスできる範囲にまとまっています。金曜夜に出て日曜の夕方に帰る1泊2日でも十分楽しめるのが、個人的にうれしいポイントでした。まずは楽天トラベルのランキングで雰囲気をつかんでから、気になる宿を公式ページで深掘りする流れがおすすめです。
記念日旅行に一番おすすめ 赤湯温泉「山形座 瀧波」
最初に紹介したいのが、赤湯温泉の山形座 瀧波です。結論から書くと、記念日や夫婦の節目の旅行で「ここを選んでおけば外さない」と個人的に一番推せる一軒でした。
瀧波の魅力は3つあります。まず、築350年の重厚な武家屋敷を改装したメインの建物。玄関をくぐった瞬間に「いつもと違う時間が流れている」と感じさせる空気があります。次に、全19室すべてに源泉100%かけ流しの露天風呂が付いているという贅沢。開湯920年余りの赤湯温泉を、部屋で、何度でも、誰にも気兼ねせず味わえます。そして、料理長自らが採る山菜や地元有機野菜をふんだんに使った「今、ここでしか味わえない料理」。山形牛やブランド豚の焼き物も名物です。
口コミを読んでいて特に気になったのは、「夜はスタッフがひとりひとりの歩調に合わせて案内してくれる」「朝、部屋のお風呂に湯を張り直してくれる心配りがうれしかった」という声が複数あったことです。ハード面だけでなく、接客の質もハイクラス。JR赤湯駅から車で8分、東北中央自動車道の南陽高畠ICから10分と、新幹線でも車でもアクセスしやすいのもポイントです。1泊2食付きで2名1室あたり5万〜10万円台が中心価格帯で、記念日にふさわしい投資先だと思います。
大正ロマンの街並みを楽しむなら 銀山温泉の2宿
次に紹介するのが、銀山温泉の老舗2軒です。銀山温泉といえば、大正時代の木造多層階旅館が川の両岸に並ぶ、あの写真で有名な温泉街。ガス灯が灯る夜の風景は「知らなかった…これ、もっと早く見に行けばよかった」と口コミで書かれるほど。個人的にも、山形でここだけは景観そのものがエンターテインメントだと感じます。
1軒目は銀山温泉 能登屋旅館。国の登録有形文化財に指定された木造4階建ての本館が象徴的で、ロビーから客室、廊下に至るまで大正時代の意匠が残っています。口コミでは「建物に泊まるという感覚が新鮮」「女将や仲居さんの所作が美しい」という声が多く、建築と接客の両面で「老舗」の看板に偽りがない宿という印象でした。
2軒目は銀山温泉 旅館藤屋。建築家・隈研吾氏の設計による現代的なリノベーションが特徴で、「非日常」をコンセプトに作り込まれたモダン和風の空間が広がります。5種類の源泉かけ流し貸切風呂が24時間利用できるのもうれしいところ。山形、東北の山海の幸を使う藤屋懐石もファンが多い料理です。能登屋が歴史派、藤屋がデザイン派と覚えておくと、好みで選びやすいと思います。
1泊2食で2名1室あたり5万〜12万円台が中心。銀山温泉は公共交通でのアクセスがやや不便で、大石田駅からの送迎バスを事前予約する形が基本です。雪景色を狙うなら12月〜3月初旬が狙い目ですが、人気の時期なので早めの予約が必須です。
庄内の名湯と海の幸を味わう「温海温泉 萬国屋」
庄内エリアの名湯、温海(あつみ)温泉の代表的な老舗が温海温泉 萬国屋です。温海川沿いに佇む湯宿で、春は桜並木、夏は青葉、秋は紅葉、冬は雪見露天と四季の景色が楽しめます。正直、華やかな銀山温泉とは違う「落ち着き」があって、個人的にはこちらの方が大人の温泉旅に合うと感じました。
おすすめポイントは3つ。1つ目は、日本海の海の幸をふんだんに使う懐石料理。のどぐろ、甘エビ、蟹、地元で揚がった鮮魚の盛り合わせが主役になる季節もあり、口コミでも「朝食のイカの塩辛と鯛茶漬けが絶品」との声が複数見つかりました。山形牛のしゃぶしゃぶやステーキが選べるプランもあり、食事の満足度は全国クラスです。2つ目は、庭園露天風呂「桃里の湯」と大浴場「萬国泉水」。美肌の湯として知られる温海温泉の泉質を、100%源泉かけ流しで楽しめます。3つ目は、客室の広さと種類の多さ。温泉露天風呂付き和洋室、12畳の本格和室、離れタイプなど、同行者の人数や好みに合わせて選べます。
アクセスは日本海東北自動車道のあつみ温泉ICから5分、JR羽越本線あつみ温泉駅からタクシーで5分ほど。庄内空港からも約40分でアクセスできます。駐車場は無料で300台あり、車での旅行にも向いています。「食も温泉も施設も、どれかに寄り過ぎない総合力の高さ」が萬国屋の真骨頂だと思います。
格式とおもてなしの宿「かみのやま温泉 日本の宿 古窯」
「サミット晩餐会で蔵王の米沢牛を振る舞った宿」といえばピンとくる人もいるかもしれません。かみのやま温泉の日本の宿 古窯は、山形を代表する大型高級旅館として名前が挙がる一軒です。
古窯の強みは、なんといっても「おもてなしのスケール」。プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選で30年以上連続総合1位に選ばれ続けてきた実績があり、スタッフの教育レベルと施設全体の完成度が突き抜けています。8階の大浴場からは蔵王連峰とかみのやまの夜景が一望でき、四季折々の風景が楽しめると口コミでも評判です。2023年12月と2024年3月には、自慢の露天風呂付き客室「茶寮」が和洋室リニューアルオープンしていて、施設も常にアップデートされています。
料理は米沢牛ステーキや春の山菜しゃぶしゃぶなど、季節と山形ブランドを前面に出した会席が中心。朝食ビュッフェも種類が多く、「ビュッフェなのに一品一品の完成度が高い」という声がありました。個人的には「失敗しない王道の高級旅館」を挙げるならここです。接客・温泉・料理・施設すべてがハイレベルで、両親孝行の旅や親戚を連れての旅行にも安心して使えます。アクセスはJRかみのやま温泉駅から車で6分(定期送迎あり)、山形蔵王ICから国道13号経由で20分ほどです。
湯めぐりも楽しみたいなら「蔵王温泉 蔵王国際ホテル」
湯めぐりと観光を両立したいなら、蔵王温泉の蔵王国際ホテルがおすすめです。蔵王温泉といえば開湯1900年を超える古湯で、強酸性の硫黄泉が「美人の湯」として知られています。蔵王国際ホテルは、その中でも総木造りの大浴場「八右衛門の湯」を備える一軒として口コミでの評価が高いです。
魅力は3つ。1つ目は、源泉100%の自家源泉を持ち、白濁した硫黄泉をたっぷり楽しめる点。天然温泉のかけ流しを3つの貸切風呂で楽しめるのは、蔵王の中でも希少です。2つ目は、夏のお釜・樹氷ライトアップ・秋の紅葉と、季節の蔵王を満喫できる立地。山形駅からの無料送迎バス(3日前までの予約制)があり、車がない旅行でもアクセスが楽です。3つ目は、山形牛鉄板焼きや米沢牛ヒレのサーロイン焼きを主役にした、ブランド牛重視の料理プラン。朝食ビュッフェも評判が良く、「朝から山形名物の芋煮が食べられるのがうれしかった」という声がありました。
素泊まりプランも選べるので、外湯めぐりを目いっぱい楽しみたい人にも向いています。「熱めの湯が好き」「硫黄泉のにおいに癒される」タイプの人なら、蔵王温泉での高級滞在はまちがいなくハマります。宿泊費は1泊2食で2名1室あたり3万〜8万円台が中心で、今回紹介している他の宿に比べるとやや手が届きやすいのも魅力です。
和モダンと大浴場の広さで選ぶ「天童温泉 ほほえみの宿 滝の湯」
将棋の駒で知られる天童市の中心にあるほほえみの宿 滝の湯は、山形空港や山形駅からのアクセスが抜群で、「初めての山形旅で、あれこれ周遊しつつ高級感も味わいたい」という人に一番合う旅館だと思います。
口コミを読み込んでいて気になって調べたんですが、この宿の特徴は「大浴場の広さ」。男女合わせて約1,000平方メートルという規模で、旅館の大浴場としてはトップクラスの広さです。窓から広がる庭園を眺めながら湯に浸かる時間は、「温泉旅館に来た」という満足感をしっかり与えてくれます。露天風呂はやや小ぶりながら源泉かけ流しに近い新鮮な湯づかいで、口コミでも「湯の質に妥協がない」と評価されていました。
料理は、山形牛や米沢豚のしゃぶしゃぶをメインにした会席料理が個室で味わえるプランが看板。朝食はビュッフェ形式で、だだちゃ豆の惣菜や芋煮など、庄内と内陸の郷土料理が並びます。温泉たまご作りや将棋駒にちなんだ体験イベントもあり、連泊でも飽きない作りになっているのは好印象でした。楽天トラベルでのレビュー総合評価は4.4台と高く、「三世代旅行にも使いやすかった」という声が多かったのも、ここを推したい理由です。
山形の高級旅館選びでよくある質問
最後に、調べているうちに自分も気になってスタッフさんや口コミで裏取りしたFAQをまとめます。
1つ目、予算はいくらを見ておけばいいですか。1泊2食で2名1室あたり5万〜15万円が山形の高級旅館の中心価格帯です。記念日プランや源泉かけ流し露天風呂付き客室を狙うなら、10万円以上を見ておくと安心です。楽天トラベルのタイムセールや優待クーポンを使うと、同じ宿でも数千円〜1万円ほど変わるので、楽天トラベルのキャンペーンページを先に見るのが個人的におすすめです。
2つ目、いつ予約すればいいですか。銀山温泉の雪景色シーズン(12月〜3月初旬)と紅葉シーズン(10月下旬〜11月上旬)の土曜日は、3か月前でも埋まっていることが珍しくありません。平日を使える人なら1か月前でも空きが出ますが、土曜泊を狙うなら2〜3か月前予約が安全です。
3つ目、子連れで泊まれますか。ほほえみの宿 滝の湯や日本の宿 古窯は「三世代旅行でも使いやすい」という口コミが多く、ファミリー利用OKです。一方、山形座 瀧波や銀山温泉の老舗は静けさを重視している宿が多いので、小さなお子さま連れの場合は予約時に雰囲気を確認しておくのが安心です。
4つ目、素泊まりでも行く価値はありますか。はい。蔵王国際ホテルや一部の宿は素泊まりプランも選べます。外湯めぐりやご当地グルメ巡りを重視する旅なら、あえて素泊まりにして現地の店を攻めるのも楽しい過ごし方です。たとえば蔵王温泉には共同浴場が3か所あり、300円程度で入れます。
まとめ 自分たちの旅のテーマで選ぶのが正解
山形の高級旅館は、温泉地ごとにキャラがはっきり違います。静けさと源泉重視なら赤湯の山形座 瀧波、情緒で選ぶなら銀山温泉の能登屋旅館か旅館藤屋、食と接客の総合力なら温海温泉の萬国屋、格式で選ぶならかみのやま温泉の日本の宿 古窯、湯めぐりを楽しむなら蔵王温泉の蔵王国際ホテル、アクセスと大浴場の広さなら天童温泉のほほえみの宿 滝の湯。どれも外さない名宿ですが、正直、旅のテーマに合う一軒を選ぶだけで満足度は大きく変わります。
わたし自身、結婚記念日の旅行で瀧波か能登屋旅館かで長く迷い、最終的には「露天風呂付き客室」と「夫婦2人だけの静かな時間」を優先して瀧波を予約しました。逆に、義両親を連れた旅行なら迷わず古窯を選びます。あなたの今回の旅で一番大切にしたい時間は何か、それを軸に選んでみてください。気になる旅館が見つかったら、料金や空き状況は変動するので、早めに楽天トラベルでチェックしておくと安心です。2026年の旅が、忘れられない一泊になりますように🌸
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