正直なところ、金沢は冬か秋がいちばん人気だと思っていたんです。ところが調べてみるほど、夏の金沢の良さを発見してしまって。「梅雨が明けた7〜8月の金沢って、想像より全然快適なんだ」という気づきが積み重なって、この記事を書くに至りました。
夏の金沢には、他の季節にはない魅力があります。6月初旬には石川最大の祭り「金沢百万石まつり」が盛大に開催され、街全体がお祭りモードに。7〜8月の夏本番は、朝の兼六園やひがし茶屋街が特に美しく、近江町市場では夏の旬の食材が並ぶ。さらに、近年リニューアルが進む観光施設や飲食店のレベルが上がってきており、グルメ目的でも十分に価値がある目的地になっています。
気になって調べてみたんですが、金沢の夏(7月・8月)の平均気温は27〜28度前後で、東京や大阪と比べると日中の最高気温が2〜3度低い傾向があります。「夏の旅行は暑くて嫌だ」という人でも、金沢なら比較的快適に動き回れます。もちろん日差しは強いので対策は必要ですが、早朝に名所を回れば汗だくになることなく観光できます。
この記事では、2026年の最新情報をもとに、金沢の夏旅行を計画するための情報をまとめました。観光スポット、グルメ、ホテル選び、モデルコースまで網羅しているので、旅行前にひととおり目を通しておいてください。(2026年5月時点の情報です。最新の料金・日程等は公式サイトをご確認ください)
金沢の夏の魅力とは?
まず、夏に金沢を旅行するとどんな良いことがあるのかを整理します。時期によって楽しみ方がかなり変わるので、目的に合わせてベストな時期を選んでください。
梅雨明けの7〜8月が旅行のベストシーズン
北陸地方は梅雨が長く、6月中〜7月初旬まで雨の日が多め。梅雨明け後の7月下旬〜8月が、晴れた日が多くて一番動きやすいシーズンです。兼六園や金沢城公園の緑が生き生きとしていて、写真映えも抜群。日没が遅い夏は観光時間を長く取れるというメリットもあります。
海水浴が目的なら、能登半島の能登島や輪島方面の海岸、または加賀市の片山津温泉そばの海岸が選択肢になります。金沢市内に海水浴場はありませんが、車や電車でアクセスできる海は複数あるので、「海も楽しみたい」というファミリーはプランに組み込めます。
6月なら百万石まつりと一緒に楽しめる
毎年6月初旬に開催される「金沢百万石まつり」は、石川県最大の祭り。2026年は6月5日(金)〜6月7日(日)の3日間で開催予定(第75回)です。メインイベントの「百万石行列」は6月6日(土)14時〜18時で、2026年は前田利家公役を俳優の大東駿介さん、お松の方役を元欅坂46の菅井友香さんが担当することが決定しています。
パレードのルートは金沢駅から兼六園周辺まで続き、沿道には大勢の観客が集まります。有料観覧席の早期予約も可能なので、確実に見たい場合は公式サイトをチェックしておくと安心。金沢城公園・三の丸北園地に屋台も出るので、お祭り気分を満喫できます。
コンパクトな街並みが夏旅に向いている理由
金沢の観光スポットは、中心部にぎゅっと集まっています。兼六園・金沢城・ひがし茶屋街・近江町市場・21世紀美術館が、全部歩いて回れる距離感。これが夏旅行において大きなメリットになります。移動時間を最小限に抑えられるので、暑い中の移動でバテることが少ない。疲れたらカフェに駆け込んで涼める場所も多い。旅行の密度が上がります。
夏の金沢で絶対外せない観光スポット
金沢の主要観光スポットはどの季節でも魅力がありますが、夏ならではの楽しみ方を知っておくと旅の満足度が上がります。
兼六園 — 早朝の散策が特に清々しい
日本三名園のひとつ、兼六園は言わずと知れた金沢最大の観光地。夏は緑が深くて空気がみずみずしく、早朝(7時開園)に入ると人が少なくて非常に気持ちいい。ミシュラン・グリーンガイドで最高ランクの3つ星を獲得しているだけあって、その広大な日本庭園の完成度は本物です。
夏の金沢城・兼六園ライトアップ(「初夏の段」として6〜7月に開催)も見逃せない。夜の兼六園は昼間とまったく違う表情を見せ、幻想的な雰囲気に包まれます。昼間に暑さを感じたとしても、夜のライトアップを目的に再訪する価値は十分にあります。
ひがし茶屋街 — 朝の静けさと夕暮れ時の両方が好き
江戸時代から続く茶屋の町並みが現存するひがし茶屋街。観光客が集まる昼間は賑わっていますが、早朝(8時台)に訪れると人が少なく、格子戸の建物が並ぶ通りを独占できます。夏の朝の涼しい空気の中、石畳を歩くのは格別です。
金箔工芸品の老舗「箔一」をはじめ、金沢の伝統工芸を扱うショップが集まっています。甘味処での抹茶や和菓子も夏旅のお楽しみ。夕暮れ時はまた別の雰囲気になり、お茶屋の灯りが灯り始めると一気に情緒が増します。
金沢21世紀美術館 — 現代アートと涼しい室内で夏を快適に
兼六園のすぐそば、「丸い美術館」として知られる金沢21世紀美術館は、夏旅行において最高の避暑スポット。常設展示の「スイミング・プール」(レアンドロ・エルリッヒ作)は水の中に人がいるように見える有名なインスタレーションで、屋外の無料ゾーンからも鑑賞できます。
室内で涼みながら現代アートを楽しめるので、炎天下の観光で疲れた午後に立ち寄るのが個人的にはおすすめのタイミング。ミュージアムショップのグッズも充実していて、金沢土産を探している人にも使えます。
夏の金沢グルメ完全ガイド
金沢は「食の都」とも呼ばれるほどグルメの充実度が高い街。夏には夏ならではの旬の食材が揃い、グルメ目的だけで旅行する価値があります。
近江町市場で食べ歩き — 夏の旬は岩牡蠣と加賀野菜
「金沢の台所」と呼ばれる近江町市場には、約170の店が軒を連ねています。夏(6〜8月)の旬の食材としては岩牡蠣が代表格。大きくてミルキーな日本海産の岩牡蠣は、夏だけに出回る贅沢な味。市場内の店舗で殻ごと提供されているものをその場で食べると、鮮度と旨味の違いが分かります。
加賀野菜(加賀太きゅうり、金時草、源助だいこんなど)も夏は多く出回る時期。金時草のおひたしなど、金沢ならではの食材を使った料理は都市部では食べられないので、市場内の食堂でぜひ試してほしいです。食べ歩きメニューは海鮮コロッケ、甘エビの唐揚げ、フルーツ大福なども人気。手軽に少しずつ色々な味を楽しむのが市場の醍醐味です。
のどぐろ料理 — 年中食べられる金沢の名魚
「のどぐろ」は、喉の奥が黒いことから名付けられた日本海の高級魚。金沢ではのどぐろを使った料理が年中食べられ、旅行者向けの名物料理として定着しています。脂がのった上品な甘みが特徴で、塩焼き・刺身・釜飯・丼など様々な形で楽しめます。
近江町市場周辺の飲食店では「のどぐろ丼」「のどぐろ釜飯」を提供する店が多い。値段は張りますが、金沢に来たなら一度は食べておきたい体験。旬は秋(9〜11月)ですが、夏でも十分においしい。市場内の店舗で旬を確認しながら選ぶのも旅の楽しみです。
海鮮丼からゴールドカレーまで幅広いグルメシーン
金沢グルメのもうひとつの顔が「金沢カレー」。濃厚なルーをステンレス皿に盛り、フォークで食べるスタイルが特徴で、チェーン店の「ゴーゴーカレー」が発祥。近江町市場やひがし茶屋街周辺でも食べられます。海鮮メインの食事が続いたときの口直し的な使い方もできる、金沢ならではのB級グルメです。
金沢には老舗の和菓子店も多く、和菓子を食べ比べる楽しみも。「森八」「中田屋」など創業100年以上の店が今も現役で、旅行の手土産選びにも困りません。
夏の金沢おすすめホテル2選(楽天トラベル掲載)
夏の金沢は観光シーズン真っ盛りで、週末を中心に人気ホテルは早々に埋まります。後悔しないためにも、旅行日程が決まったら早めに宿の確保を。ここでは楽天トラベルで確認済みの2軒を紹介します。
ドーミーイン金沢 — 天然温泉×夜鳴きそばのコスパ最強
「天然温泉 加賀の湧泉 ドーミーイン金沢」は、JR金沢駅東口から徒歩2分という最高の立地に位置するビジネスホテル。14階の天然温泉大浴場(露天風呂・サウナ完備)が目玉で、夏の観光で疲れた体を芯から癒せます。
「夜鳴きそば」(夜9時半〜11時に無料で提供されるラーメン)と「アイスキャンディ無料サービス」という独自のサービスが旅行者に大人気。朝食ビュッフェには金沢名物の「お好み海鮮丼」も付いていて、コスパの高さは他を圧倒します。口コミ評価も非常に高く、「駅近×温泉×朝食」のバランスが取れた宿として夏の金沢旅行では鉄板の選択肢。
御宿野乃金沢 — 加賀の雰囲気を感じる温泉和宿
「天然温泉 加賀の宝泉 御宿 野乃金沢」(ドーミーイン・御宿野乃グループ)は、金沢の風情を感じられる和のテイストのホテル。湯上りラウンジや浴衣でくつろげる空間が整っており、「温泉付きの和宿に泊まりたいけど、旅館ほどのお値段は出せない」という人に向いています。
夏の夜は浴衣でのんびり過ごしながら、加賀の天然温泉でリラックス。金沢の繁華街への徒歩圏内に位置しており、夜の飲み歩きや観光後に帰りやすい立地も好評。夏の金沢を「和の雰囲気で旅したい」という人には特に響く選択肢です。(最新の料金・空室状況は楽天トラベルでご確認ください)
夏のホテル予約は早めが鉄則
6月の百万石まつりの週末は特に混み合い、早ければ2〜3ヶ月前に主要ホテルが埋まることも。7〜8月の夏休み期間(お盆を含む)も同様に予約が集中します。「行きたい日が決まったら、すぐ予約」が夏の金沢旅行の鉄則。楽天トラベルならセール・ポイント還元と組み合わせてお得に予約できます。
家族・子連れ向け 金沢夏旅行のコツ
子供連れで金沢を旅する場合、押さえておきたいポイントがいくつかあります。事前に知っておくと、旅の質がぐっと上がります。
子供と一緒に楽しめる体験スポット
金沢の子連れ旅行で人気が高いのは、やはり体験系スポット。兼六園内や近江町市場での食べ歩きは子供でも楽しめますが、それ以上に喜ばれるのが工芸体験です。金箔貼り体験(所要30〜60分程度)や、輪島塗・九谷焼の絵付け体験は金沢ならでは。自分で作ったものを持ち帰れるので、夏の自由研究としても使えます。
のとじま水族館(七尾市)は日帰りで行ける人気スポット。金沢から車で約1時間半ですが、ジンベエザメを見られる日本海側唯一の水族館として子供の反応が特に大きい。夏休み期間は混雑するので、平日または午前早めに入場するのがおすすめです。
暑さ対策と雨対策のポイント
夏の金沢は蒸し暑い日もあります。特に7〜8月の午後は日差しが強いので、日焼け止め・帽子・扇子は必携。観光の順番を工夫して、「午前中に屋外スポット、午後は21世紀美術館や商業施設など屋内スポット」という流れにすると体力の消耗を抑えられます。
北陸は夕立が来ることもあるので、折りたたみ傘があると安心。近江町市場はアーケードが整備されているので雨の日でも快適に食べ歩きができます。ひがし茶屋街も軒が深く、少しの雨なら傘なしで歩ける区間があります。
観光スポット間の移動は「まちバス」が便利
金沢は中心部のスポットが密集していますが、子連れや荷物が多い場合は「まちバス」(金沢市内の観光向け100円バス)を活用すると便利です。主要観光スポットを網羅したルートを走っており、疲れたときに気軽に乗れます。金沢駅からひがし茶屋街、兼六園へのアクセスに使いやすく、子供連れには特に助かる存在です。
金沢夏旅行モデルコース
旅行日程が決まったけど、どう回れば効率的かわからないという人向けに、シンプルなモデルコースを紹介します。
1泊2日 定番コース(兼六園・近江町・ひがし茶屋街)
1日目は昼前に金沢着。荷物をホテルに預けてから近江町市場でランチ(海鮮丼 or のどぐろ料理)。食後は兼六園と金沢城公園を散策(2〜3時間)。夕方にひがし茶屋街でショッピングと街歩き。夜は近江町市場周辺の居酒屋で夕食。ホテルに戻って天然温泉へ。
2日目は早起きして早朝の兼六園を再訪(空いていて静かな朝7時がおすすめ)。朝食後に金沢21世紀美術館を見学(開館10時〜)。武家屋敷跡・長町武家屋敷界隈を散策して昼食。午後は金沢駅のお土産を物色して帰路。このコースで金沢の「定番中の定番」はすべて押さえられます。
2泊3日 欲張りコース(金沢+加賀温泉or能登)
2泊3日あれば、金沢から足を延ばして加賀温泉郷(山中温泉・山代温泉・片山津温泉)か能登(七尾・和倉温泉)も組み込めます。1日目に金沢市内観光、2日目に加賀温泉または能登方面へ移動して観光&宿泊、3日目に金沢に戻って最終買い物して帰宅、という流れが使いやすい。
加賀温泉郷は金沢から特急で約30〜40分と近く、夏の温泉旅行を組み合わせたい人に向いています。和倉温泉(七尾)も金沢から1時間〜1時間半で行け、のとじま水族館とセットにできます。どちらに行くかは「温泉重視か、海・水族館重視か」で判断すると選びやすいです。
日帰りでも行ける?金沢の回り方
新幹線を使えば東京から金沢まで約2時間30分。日帰りで行けないことはないですが、観光の充実度を考えると1泊が断然おすすめ。近江町市場で朝食・昼食、兼六園、21世紀美術館、ひがし茶屋街を回ると丸1日かかります。日帰りなら「兼六園と近江町市場を中心に絞る」か、「行きか帰りに夕食を金沢で食べる」という使い方が現実的です。
まとめ|夏の金沢は想像以上に楽しい
「金沢といえば冬か秋」というイメージを覆してくれるのが夏の金沢旅行の醍醐味です。6月の百万石まつりで賑わいを楽しみ、7〜8月は朝の涼しい時間帯に兼六園やひがし茶屋街を歩き、近江町市場で夏の旬食材を堪能する。都市部より過ごしやすい気候と、コンパクトにまとまった観光スポット群が夏旅行に向いています。
ホテルは早い者勝ちの季節なので、日程が固まったらすぐに動く。特に6月の百万石まつり週末と8月お盆期間は、良い宿があっという間に埋まります。楽天トラベルでポイントを活用しながら早期予約しておくのが賢い選択です。(最新の空室情報・料金は公式サイトをご確認ください)
夏の金沢、思っていた以上の旅になると思います。ぜひ計画してみてください。
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