岩手の温泉って、正直なところ「知る人ぞ知る」という印象がありませんか?
東北の温泉といえば、まず名前が挙がるのは秋田の乳頭温泉や山形の銀山温泉。でも、調べれば調べるほど「岩手の温泉、すごいかも」と思わされるんです。花巻温泉郷だけで10を超える温泉地が集まっていて、泉質も単純温泉から硫黄泉まで驚くほど多彩。しかも、開放感のある露天風呂を持つ宿が本当に多い。
気になって口コミを50件以上読み込んでみたところ、岩手の温泉で圧倒的に評価が高いのが「露天風呂」なんです。渓流沿いの岩露天風呂、宮大工が手がけた旅館の大露天風呂、全室に源泉かけ流しの客室露天風呂を備えた宿。ひとくちに「露天風呂」といっても、タイプがまるで違うんですよ。
この記事では、岩手県の温泉宿の中から「露天風呂の魅力」で選んだおすすめ5軒を、温泉地やタイプ別に紹介します。泉質の違いや、カップル向け・家族向けの選び方も整理したので、自分にぴったりの温泉宿を見つける参考にしてください。
岩手の温泉を露天風呂で選ぶなら知っておきたいこと
岩手県には個性の異なる温泉地が点在しています。露天風呂を目的に宿を探すなら、まず温泉地ごとの特徴を押さえておくと、ぐっと選びやすくなります。
花巻温泉郷 vs つなぎ温泉…露天風呂の個性が違う
岩手で温泉といえば、まず花巻温泉郷。宮沢賢治のふるさと花巻に広がる温泉地群で、新鉛温泉、志戸平温泉、山の神温泉、台温泉など10を超える温泉が集まっています。渓流沿いに宿が立ち並び、自然に囲まれた露天風呂が多いのが特徴です。
一方、つなぎ温泉は盛岡の奥座敷と呼ばれる温泉地。御所湖のほとりに位置し、開湯900年以上の歴史を持ちます。花巻が「山間の渓流沿い」なら、つなぎは「湖畔のリゾート」というイメージ。露天風呂から御所湖を望む宿があり、花巻とはまた違った開放感があります。
もう一つ注目したいのが、八幡平エリア。標高の高い場所にある温泉で、冬は雪見露天風呂が楽しめます。ただし冬季はアクセスが限られるので、季節によって行きやすさが変わる点は要注意です。
個人的には、初めての岩手温泉旅行なら花巻温泉郷が選択肢の多さとアクセスの良さでおすすめ。盛岡観光と組み合わせるならつなぎ温泉が便利です。楽天トラベルで岩手の温泉宿を比較してみると、エリアごとの違いが一目でわかります。
泉質で変わる露天風呂の楽しみ方
岩手の温泉は泉質のバリエーションが豊富です。花巻温泉郷の中だけでも、ナトリウム塩化物泉(保温力が高く、湯冷めしにくい)、単純温泉(肌にやさしく、刺激が少ない)、硫黄泉(美肌効果が期待される)と、宿によって泉質が異なります。
露天風呂の楽しみ方も泉質で変わってくるんです。たとえば硫黄泉なら、湯気と一緒に立ちのぼる硫黄の香りが「温泉に来た」という実感を強くしてくれます。単純温泉なら、長時間浸かっていても肌への負担が少ないので、露天風呂でのんびり過ごすのに向いています。
「泉質なんて気にしたことない」という人も多いかもしれませんが、口コミを読んでいると「お湯が想像以上にとろっとしていて肌がすべすべになった」「硫黄の香りが最高だった」など、泉質への言及がかなり多いんです。露天風呂選びの判断基準として、泉質も意識してみてください。
17のお風呂を制覇したくなる「愛隣館」の岩露天風呂
花巻温泉郷の新鉛温泉にある愛隣館は、なんと17ものお風呂を持つ温泉旅館。3つの自家源泉を持ち、岩露天風呂、立ち湯、陶器風呂など、バリエーションの豊かさが圧倒的です。
3つの自家源泉と圧倒的なお風呂の数
愛隣館の最大の特徴は、3つの異なる自家源泉。それぞれ泉質が微妙に異なるため、お風呂ごとに「あれ、さっきとお湯の感じが違う」という発見があります。口コミでは「全部入りきれなかったのでもう1泊したい」という声がけっこうあって、それだけお風呂の充実度がすごいということ。
露天風呂は渓流沿いにあり、豊沢川のせせらぎを聞きながら入浴できます。岩を組み上げた野趣あふれる露天風呂は、まさに「東北の温泉」というイメージそのもの。特に秋は紅葉に囲まれた絶景露天になるそうで、口コミでも秋の評価が飛び抜けて高い。
立ち湯というのもユニークで、深さ約1.2メートルのお風呂に立ったまま入るスタイル。浮遊感があって独特のリラックス効果があるんだとか。「立ち湯が想像以上に気持ちよかった」という口コミが非常に多いです。
部屋食も選べるおもてなし
愛隣館は温泉だけでなく、食事の評価も高い宿です。夕食は「部屋食」と「かまどダイニング」の2つのスタイルから選べるのがポイント。かまどダイニングでは、目の前でかまどを使って炊き上げるご飯が名物で、口コミでは「このご飯だけでも来る価値がある」という声も。
前沢牛のしゃぶしゃぶや、三陸の海の幸を使った会席料理は、地元の食材をふんだんに使っています。温泉でゆっくりした後に、部屋で食事ができるのは贅沢ですよね。カップルや記念日旅行にも向いている宿です。
2026年4月時点の情報では、宿泊プランによって食事スタイルが異なるため、予約時に確認するのがおすすめです。
宮大工が建てた大露天風呂「山の神温泉 優香苑」
花巻温泉郷の中でもひときわ存在感のある宿が、山の神温泉 優香苑。宮大工が建築した純和風の建物が目を引きます。
花巻温泉郷最大級の大露天風呂
優香苑の露天風呂は「とにかく広い」。花巻温泉郷の中でも最大級の大きさを誇る大露天風呂で、開放感が半端ないんです。口コミを読んでいて「こんなに広い露天風呂は初めて」という声が何件もあって、かなり気になります。
源泉かけ流しのお湯はpH9.3のアルカリ性単純温泉。とろみのある肌触りで「美肌の湯」とも呼ばれています。実際、口コミでも「お湯がとろっとしていて、上がった後の肌がすべすべ」という感想がとても多い。pH9以上というのはかなりアルカリ性が強い部類で、美肌効果を期待する人にはうれしい泉質です。
夜は花巻の星空を見上げながらの入浴が楽しめます。宮沢賢治が愛した花巻の星空と豊沢川のせせらぎ。この組み合わせは、都会では絶対に味わえない贅沢です。
宮大工の技が光る建築美
優香苑の建物は、宮大工の手によって建てられた本格的な和風建築。ロビーに一歩入ると、木のぬくもりと伝統的な意匠に圧倒されます。客室は4タイプあり、和室を中心とした落ち着いた空間です。
食事は地元食材を使った和会席。岩手の山の幸と三陸の海の幸を組み合わせた料理は、季節ごとに内容が変わります。「建物、温泉、食事、すべてのクオリティが高い」という口コミが多く、総合力の高さが魅力の宿。
2026年4月時点では、宿泊料金は1泊2食付きで2万円前後から。花巻温泉郷の中では中〜上クラスの価格帯ですが、大露天風呂の広さと泉質を考えるとコスパは良いと思います。最新の料金は楽天トラベルで確認してください。
全室源泉かけ流しの客室露天「游泉 志だて」
プライベートな空間で温泉を楽しみたいなら、游泉 志だては外せない選択肢。花巻温泉郷の志戸平温泉にある、全室に源泉かけ流しの露天風呂が付いた温泉旅館です。
すべての部屋に専用露天風呂がある贅沢
游泉 志だての最大の魅力は、全客室に源泉かけ流しの露天風呂が備わっていること。時間を気にせず、好きなタイミングで温泉に入れるのは本当に贅沢。口コミでは「チェックインしてから、何度もお部屋の露天風呂に入った」という声が多数あります。
渓流沿いに佇む宿で、客室の露天風呂からは豊沢川の景色が眺められます。4タイプの客室があり、それぞれ露天風呂のデザインが異なるのもこだわりのポイント。「次はどの部屋に泊まろう」とリピートしたくなる仕掛けがあるんですね。
大浴場の露天風呂も充実していて、客室とは異なる泉質の温泉が楽しめるのも特徴。1つの宿で2種類の泉質を体験できるのは、温泉好きにはたまらない条件です。
カップルや記念日旅行に向いている理由
游泉 志だては、客室露天風呂という性質上、カップルや夫婦の記念日旅行に特に向いています。2人で部屋の露天風呂に浸かりながら、渓流の音を聞いて過ごす時間は格別。大浴場に行かなくても十分に温泉を満喫できるので、周りを気にせずリラックスできます。
食事は個室または半個室での提供が中心。岩手の食材を使った創作和食で、器や盛り付けにもこだわりが感じられます。口コミでは「食事のクオリティが予想以上だった」という評価が目立ちます。
価格帯は花巻温泉郷の中では高めの部類ですが、「客室露天風呂付き」「個室食」「源泉かけ流し」という条件を考えると、特別な日の旅行先として選ぶ価値は十分にあります。
御所湖を望む絶景露天「つなぎ温泉 ホテル紫苑」
花巻温泉郷とは異なる魅力を持つのが、盛岡のつなぎ温泉。ホテル紫苑は、御所湖のほとりに建つ温泉ホテルで、湖を望む露天風呂が最大の魅力です。
御所湖の絶景と温泉の組み合わせ
ホテル紫苑の露天風呂は、御所湖に面した絶好のロケーション。湖面に映る空を眺めながら温泉に浸かるという、花巻の渓流沿いとはまったく違うタイプの露天風呂です。
口コミを読んでいると、「夕暮れ時の御所湖が見える露天風呂が最高だった」という声が印象的。夕日が湖面を染める時間帯は、まさに絶景の一言。朝風呂でも、朝もやの中に浮かぶ湖の静けさが楽しめるそうです。
泉質はナトリウム硫酸塩・塩化物泉。保温効果が高く、湯上がりのぽかぽか感が長く続くのが特徴です。つなぎ温泉は開湯900年以上の歴史がある名湯で、古くから盛岡の奥座敷として親しまれてきました。
盛岡観光と組み合わせやすいアクセスの良さ
ホテル紫苑が花巻温泉郷の宿と大きく異なるのは、盛岡市内からのアクセスの良さ。盛岡駅から車で約30分という距離なので、盛岡観光を楽しんだ後に温泉でゆっくり…という旅程が組みやすいんです。
盛岡は冷麺、じゃじゃ麺、わんこそばの「三大麺」が有名ですし、岩手銀行赤レンガ館や盛岡城跡公園など観光スポットも充実しています。観光でたっぷり歩いた後に、御所湖を眺めながらの露天風呂は最高のご褒美になりそう。
家族連れにも向いている宿で、子ども向けのサービスも充実しています。価格帯も花巻温泉郷の高級旅館と比べるとリーズナブルで、コスパ重視の人にもおすすめです。
岩手の温泉旅行を計画するときのポイント
露天風呂を目的に岩手の温泉に行くなら、いくつか知っておくと便利なポイントがあります。
季節別の露天風呂の楽しみ方
岩手の露天風呂は、季節によってまったく違う表情を見せてくれます。
春は新緑が芽吹く渓流沿いの露天風呂が気持ちいい季節。花巻温泉郷では桜の時期に合わせて訪れる人も多いそうです。夏は高原の涼しさを感じる八幡平エリアの温泉が人気。秋は紅葉に囲まれた愛隣館の岩露天風呂が口コミで絶賛されています。冬は雪見露天風呂。山の神温泉 優香苑の大露天風呂で雪景色を眺めながら入浴する贅沢は、冬ならではの体験です。
東北新幹線で新花巻駅まで東京から約3時間。意外とアクセスが良いんです。金曜の夜に出発して1泊2日でも十分楽しめるので、週末旅行の候補としても検討してみてください。
目的別おすすめの選び方
「結局どの宿を選べばいいの?」という方のために、目的別に整理します。
お風呂の数と種類で選ぶなら愛隣館。17ものお風呂を持つ温泉パラダイスで、1泊では回りきれないほどの充実度です。大露天風呂の開放感で選ぶなら優香苑。花巻温泉郷最大級のスケールと、とろみのある美肌の湯は一度体験する価値があります。
客室露天風呂のプライベート感で選ぶなら游泉 志だて。全室源泉かけ流しという贅沢は、特別な旅行にぴったりです。盛岡観光との組み合わせで選ぶならホテル紫苑。御所湖の絶景露天風呂とアクセスの良さが魅力。
どの宿も楽天トラベルで予約できるので、日程やプランを比較してみてください。
まとめ
岩手の温泉は、露天風呂の魅力で選ぶと、それぞれの宿の個性がはっきり見えてきます。
渓流沿いの岩露天風呂が17もある愛隣館、花巻温泉郷最大級の大露天風呂を持つ優香苑、全室に源泉かけ流し客室露天を備えた游泉 志だて、御所湖の絶景露天が楽しめるホテル紫苑。どの宿も「露天風呂だけでも行く価値がある」と言えるクオリティです。
東京から新幹線で約3時間というアクセスの良さも、岩手温泉の隠れたメリット。週末の1泊2日旅行でも十分に楽しめます。楽天トラベルで各宿のプランを比較して、自分にぴったりの露天風呂を見つけてください。
岩手の温泉で、とっておきの露天風呂体験が待っていますよ。
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