春の箱根、行きたいなと思いながらも「桜の時期は混むんでしょ…」と二の足を踏んでいる方、けっこう多いんじゃないかと思います。正直、私もその一人でした。子供の春休みに合わせて計画しようとしたら、「箱根 春 混雑」でいくつも記事が出てきて、ちょっと不安になったんです。
でも口コミを読み込んでいくうちに気づいたんですよね。「混むのは知ってる。でも行く価値がある」と書いている人が圧倒的に多い。桜と温泉と山の空気、この組み合わせは箱根でしか味わえないって。
箱根の春が特別な理由は、標高差にあります。箱根湯本(標高約100m)から芦ノ湖畔(標高約725m)まで、エリアによって桜の開花時期がずれるんです。だから3月末から4月下旬まで、場所を変えながら長期間花見を楽しめる。これ、知らなかった人も多いはず。私は知ったとき、「え、こんなに長く楽しめるの?」ってちょっとテンション上がりました。
この記事では、2026年最新の桜スポット情報・おすすめのモデルコース・宿泊ホテル選びのコツまで、春の箱根旅行に必要な情報をまとめてお届けします。計画中の方の役に立てれば嬉しいです。
箱根の春はいつがベスト?桜の見頃とエリア別の開花時期
春の箱根旅行を計画するなら、まずエリアごとの桜の見頃を押さえておくのが大事です。同じ「箱根」でも、場所によって1ヶ月近く開花時期が違うんですよね。これを知っておくだけで、計画の立て方がグッと楽になります。
エリアごとの桜の見頃カレンダー
箱根の桜は、標高の低いエリアから順に咲いていきます。大まかな目安は次のとおりです(2026年4月時点の情報。年によって前後します)。
3月下旬〜4月上旬は箱根湯本・大平台エリアが見頃を迎えます。湯本温泉街の早川沿いや、大平台駅周辺のしだれ桜が特に有名です。続いて4月上旬〜中旬には宮ノ下・強羅エリアへと花が上がっていき、強羅公園のソメイヨシノや山桜が見頃を迎えます。4月中旬〜下旬になると、標高の高い元箱根・芦ノ湖エリアで桜が咲き始め、箱根園のオオシマザクラが見頃を迎えます。
つまり、計画次第では3月末から4月末まで「どこかで桜を見られる」状態が続くわけです。これは箱根ならではの楽しみ方だと思っています。
gantt
title 箱根エリア別 桜の見頃(2026年)
dateFormat MM-DD
section 箱根湯本・大平台
しだれ桜・ソメイヨシノ :a1, 03-25, 15d
section 宮ノ下・強羅
ソメイヨシノ・山桜 :a2, 04-05, 14d
section 元箱根・芦ノ湖
オオシマザクラ :a3, 04-15, 15d
箱根で桜が長く楽しめる理由(標高差のしくみ)
箱根が「春の旅行先」として特別なのは、一般的な平地の桜スポットと違って開花時期が長いことにあります。箱根湯本から芦ノ湖までの標高差は約600m。気温は100mごとに約0.6℃下がるとされているので、湯本と芦ノ湖の桜では5〜7日程度の差が生まれます。
この仕組みを使えば、「湯本で散ってしまったな」という日でも強羅まで登ればまだ咲いていたり、芦ノ湖方面では蕾だったりする。箱根登山電車に乗りながら、高度が上がるにつれて桜の状態が変わるのを観察するのも、ひとつの楽しみ方です。個人的にはこれ、かなりおもしろいと思っています。
混雑を避けるためのベストタイミング
正直なところ、3月末〜4月上旬の週末は混みます。特に箱根湯本〜強羅エリアは、桜の見頃と春休みが重なると相当な人出になります。混雑を少しでも緩和するなら、平日を選ぶのが一番効果的です。どうしても週末しか行けない場合は、9時より前に現地に到着できるよう早発ちするか、4月中旬以降の週末(湯本エリアの桜は散っているが、強羅〜芦ノ湖は見頃)を狙うと比較的余裕があります。宿泊は1〜2ヶ月前に予約しておくのが無難です。
春の箱根でぜひ行きたい桜スポット5選
箱根の桜スポットは多いですが、特に「ここは外せない」と思ったところを4か所絞ってご紹介します。調べれば調べるほど、一つひとつに個性があって面白かったです。
大平台のしだれ桜(登山電車と桜のコラボが最高)
大平台駅周辺のしだれ桜は、箱根登山電車の線路脇に約100本が並ぶ絶景スポットです。3月下旬〜4月上旬に見頃を迎え、ピンク色のしだれ桜と登山電車の組み合わせが写真映えすると毎年話題になります。
電車の中から眺めるもよし、駅降りてすぐ楽しめるのもよし。箱根フリーパスがあれば下車して散策して、また乗り直せるので使い勝手も抜群です。早朝は光の加減が美しく、人も少ないのでおすすめです。口コミを見ると「しだれ桜が電車の窓から見えた瞬間、声が出た」という声がいくつもあって、これは本物だと思いました。
早川堤の桜並木(春まつりも楽しめる)
箱根湯本の早川沿いに約450mにわたって続くソメイヨシノの桜並木が、早川堤の桜です。4月上旬〜中旬が見頃で、例年この時期に「湯本桜まつり」が開催されます。温泉街のすぐそばなので、旅館や宿のチェックインのついでに立ち寄れる気軽さが魅力です。
川沿いの遊歩道を歩きながら桜を楽しめるので、家族連れでもゆっくり回りやすいと思います。桜まつりの時期は屋台や出店も出るので、子供連れにも嬉しいスポットです。
強羅公園の春(フランス式庭園×桜)
強羅公園は日本初のフランス式庭園として知られていて、春は桜やツツジが見ごろを迎えます。4月上旬〜中旬に特に美しく、敷地内でガラス工芸や陶芸体験もできます。「公園を散策しながら、ついでに体験教室に参加する」という使い方が、家族旅行にはぴったりです。
強羅駅から徒歩すぐのアクセスの良さも評価が高く、ケーブルカーで上ってくる途中に眺める山の景色もなかなかのものです。入園料は大人550円(2026年4月時点。最新料金は公式サイトでご確認ください)。
箱根神社・芦ノ湖畔の桜(映えスポット)
4月中旬〜下旬になると、芦ノ湖エリアの桜が見頃を迎えます。箱根神社の平和の鳥居と富士山、桜が重なるショットは「箱根の春の完成形」と呼びたいくらい美しいと思っています。もちろん条件がそろったときだけですが、天気と開花のタイミングが合えば本当に圧巻です。
箱根神社は757年創建の歴史ある神社で、観光地として有名なだけに週末は混雑します。芦ノ湖の遊覧船から鳥居を眺めるプランも、一つの楽しみ方として人気があります。
春の箱根旅行モデルコース(1泊2日)
箱根は見どころが広範囲に散らばっているので、フリーパスを使って計画的に回るのが鉄則です。1泊2日のモデルコースをまとめてみました。箱根フリーパスがあれば、箱根登山電車・箱根登山バス・ロープウェイ・海賊船などが乗り放題になります。
1日目の過ごし方(箱根湯本→大涌谷→強羅)
新宿からロマンスカーに乗って、午前10時頃には箱根湯本に到着するのが理想的です。まずは早川堤の桜並木を散策しながら、温泉街の雰囲気を楽しみます。ランチは箱根湯本の駅周辺で、ご当地グルメ(かまぼこ・温泉まんじゅう・湯葉料理など)を食べながらのんびりするのがおすすめです。
午後は登山電車で大平台へ。しだれ桜を楽しんだあと、さらに登山電車で強羅まで向かい、強羅公園を散策。公園のクラフト体験に参加するなら事前予約が確実です。夕方にはホテルにチェックインして、温泉でゆっくり疲れを癒します。夜は宿の夕食でおいしいものを食べて、早めに就寝。
graph LR
A[新宿出発
ロマンスカー] --> B[箱根湯本
早川堤散策]
B --> C[大平台
しだれ桜]
C --> D[強羅公園
体験教室]
D --> E[ホテルチェックイン
温泉]
E --> F[2日目:大涌谷
黒たまご]
F --> G[海賊船・芦ノ湖]
G --> H[箱根神社参拝]
H --> I[帰路
ロマンスカー]
2日目の過ごし方(芦ノ湖→箱根神社→早川堤)
2日目は早起きして、ロープウェイで大涌谷へ。朝の大涌谷は人が少なく、富士山が見えることも多いです。名物の黒たまごを食べてから、再度ロープウェイと海賊船を乗り継いで芦ノ湖へ。元箱根港で降りて箱根神社を参拝します。
お昼すぎには箱根湯本方向に戻りながら、チェックアウト後も少し温泉街を散策。帰りのロマンスカーに乗り、お土産を車内で食べながらのんびり帰る…これが一番気持ちいい帰り方だと思っています。
箱根フリーパスの上手な使い方
箱根フリーパスは小田急線の乗車区間によって値段が変わります(例:新宿発2日券は大人5,300円・2026年4月時点。最新料金は公式サイトでご確認ください)。乗れる乗り物は登山電車・バス・ロープウェイ・ケーブルカー・芦ノ湖の海賊船と盛りだくさんなので、2日間あれば元が取れることがほとんどです。購入は新宿駅の小田急売り場か、オンラインでも可能です。混雑シーズンはオンライン購入しておくと当日の窓口待ちをスキップできます。
フリーパスを使うときに一つアドバイスするとすれば、「乗り物の始発・終発時刻を事前に確認しておく」こと。特にロープウェイは強風などで運休になることがあり、代替バスに変更になる場合も。春の天気は変わりやすいので、スケジュールに余裕を持たせておくのが安心です。宿泊したホテルのフロントに「今日の運行状況」を聞くのも有効な手段です。スタッフさんが地元の最新情報を教えてくれることが多いんです。
春の箱根旅行におすすめのホテル3選
宿泊先は、旅の満足度に直結します。箱根には高級旅館からリーズナブルな宿まで幅広くありますが、春の桜シーズンは早めの予約が必須です。ここでは楽天トラベルで予約できる、特に評価が高い宿を3つご紹介します。
天成園 — 大型施設でバイキングが豪華(箱根湯本)
天成園は箱根湯本の大型旅館で、大浴場・露天風呂・サウナが充実しており、食事はビュッフェ形式です。口コミを見ると「ビュッフェの種類が多くて、子供が喜んだ」「温泉の種類がたくさんある」という声が圧倒的に多く、これはファミリー向けにかなり評価が高い宿だと思います。
箱根湯本駅から無料送迎バスがあるのも便利で、荷物を持って歩かなくていいのが地味に嬉しいポイントです。春の桜シーズンは特に人気が高いので、1〜2ヶ月前の予約をおすすめします。
箱根花紋 — 和の雰囲気と温泉が落ち着く旅館(箱根湯本)
箱根花紋は、和の情緒を大切にした旅館です。落ち着いたインテリアとこじんまりした雰囲気が、「賑やかな大型施設より静かに過ごしたい」というカップルや大人の旅行者に向いています。露天風呂付きプランもあり、客室でゆっくり温泉を楽しみたいという方にはぴったりです。
口コミでは「スタッフの対応が丁寧で、また来たくなった」という声が多く見られました。細やかなサービスを重視する方にとっては、天成園よりもこちらのほうが好みに合うかもしれません。
ホテルおかだ — コスパよく露天風呂を楽しむなら(箱根湯本)
ホテルおかだは、箱根湯本エリアでコストパフォーマンスの高さが光る宿です。大浴場と露天風呂があり、温泉の質もいい。「値段のわりにしっかり温泉に入れた」という口コミが多く、特にコスパを重視したい旅行者からの評価が安定して高いです。
正直、箱根の宿は高い印象がありますよね。でもおかだは比較的手の届きやすい価格帯でありながら、温泉や食事の満足度が高い。調べてみて「え、この価格でこれ?」と思った宿の一つです。
春の箱根旅行で注意したいこと・持ち物
楽しみが多い春の箱根ですが、気をつけておきたいポイントもいくつかあります。計画前に確認しておくと、当日の「しまった…」を防げます。
混雑対策(予約のタイミング、移動のコツ)
繰り返しになりますが、春休みと桜シーズンが重なる3月末〜4月上旬の週末は、特に混みます。宿泊の予約は1〜2ヶ月前が目安で、人気の宿は3ヶ月前でも埋まることがあります。箱根フリーパスもオンライン購入を活用して、窓口の列を避けましょう。
移動のコツは「早起き」と「ルートを決めておく」こと。9時前に行動を開始するだけで、主要スポットの人込みをかなり回避できます。大涌谷のロープウェイや海賊船は待ち時間が長くなりやすいので、午前中の早めに乗り込んでおくと安心です。
春の箱根は寒暖差に注意(服装の選び方)
4月でも山の上(大涌谷・芦ノ湖)は平地より5〜7℃低くなります。箱根湯本で「ちょうどいい」と思っても、ロープウェイで上がったら「寒っ」となることがよくあります。羽織れるものを1枚バッグに入れておくのは必須です。ウィンドブレーカーや薄手のフリースが軽くてちょうどいいと思います。
夜は特に冷えるので、宿のチェックイン後に外を歩く予定がある場合は、しっかりした上着を用意しておきましょう。
子連れ・ファミリーで行く際のポイント
子連れ旅行なら、強羅公園のクラフト体験(吹きガラス・陶芸)は事前予約がベターです。箱根の乗り物(登山電車・ロープウェイ・ケーブルカー・海賊船)は子供にとって「全部が乗り物アトラクション」なので、思っていたより大喜びします。ここ、乗り物好きな子供連れにとっては箱根の最大の魅力の一つかもしれません。
また、大涌谷の黒たまごは1袋5個入りで販売されており、食べると寿命が7年延びると言われています(もちろん伝説ですが)。子供にとっては忘れられない体験になると思います。
ベビーカーを使う場合は、箱根登山電車やケーブルカーが折りたたみを推奨している場合があるので、事前に確認しておくと安心です。小さな子供連れの家族は、移動に余裕を持ったスケジュールを組んでおくと当日ストレスが減ります。「計画の7割くらいでちょうどいい」というのは、箱根の子連れ旅行の口コミで何度も見かけたアドバイスです。
まとめ:春の箱根旅行は、早めに計画して早めに動くのが正解
箱根の春は、桜×温泉×山の景色という日本旅行の醍醐味が一度に味わえる、特別なシーズンです。標高差のある地形のおかげで、3月末から4月末まで長期にわたって桜を楽しめる点が他の観光地にはない魅力だと思います。
混雑は確かにありますが、タイミングと計画次第で十分に楽しめます。早起き出発と平日の活用、そして宿泊の早期予約の3つを抑えておけば、かなり快適な旅になるはずです。
これだけの魅力がある場所なので、「混みそうだから」という理由で春の箱根を諦めてしまうのはもったいないと思っています。ぜひ今シーズン、計画してみてください。宿泊の予約は楽天トラベルで早めにチェックしてみてください。春の人気宿は本当にあっという間に埋まります。
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