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しまなみ海道の温泉・秘湯完全ガイド【2026年版】鈍川温泉など穴場から日帰り入浴までまとめて紹介

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しまなみ海道というと、多くの人がサイクリングの聖地として真っ先に思い浮かべるはずです。でも実は、橋の上を渡る爽快感の後に浸かれる温泉が、この一帯にはけっこう揃っていることを知っている人は少ない。気になって調べてみたら、「秘湯」と呼んでいいほど渓谷に溶け込む旅館温泉から、サイクリスト御用達の街中温泉まで、個性豊かな湯が点在していました。

しまなみ海道は、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmの海峡道路です。瀬戸内の多島美を眺めながら走る絶景ルートで、世界有数のサイクリングコースとして海外からも旅行者が訪れます。橋の上からの眺望、島々の静かな漁村の風景、新鮮な瀬戸内海の幸と、魅力が凝縮したエリアです。

そのしまなみ海道沿いに、意外と知られていない温泉が複数存在します。もっとも「秘湯」らしい雰囲気を持つのが、今治市内山間部にある鈍川温泉(どぶかわおんせん)。渓谷沿いに数軒の旅館が静かに佇む姿は、確かに「秘湯」という言葉がしっくりきます。さらに、大三島では瀬戸内の多島美を望みながら入れる温泉もあります。

この記事では、しまなみ海道旅行の計画を立てている方に向けて、周辺の温泉・秘湯スポットを地元ならではの視点でまとめました。日帰り入浴対応かどうかの情報も含めて紹介します。

目次

しまなみ海道の秘湯「鈍川温泉」とは

しまなみ海道周辺で「秘湯」と呼ぶにふさわしい場所を挙げるなら、まず鈍川温泉(どぶかわおんせん)です。愛媛県今治市玉川町にあり、今治市街から車で約30分ほど山中に入った渓谷沿いに位置しています。しまなみ海道の今治ICから30〜40分という距離感で、旅程に組み込みやすいエリアです。

鈍川温泉の歴史と泉質

鈍川温泉の歴史は江戸時代にさかのぼります。今治藩の湯治場として栄えた由緒ある温泉地で、当時から「美人の湯」として地元に親しまれてきました。

泉質はアルカリ性単純温泉で、ph値が9.8という強アルカリ性が特徴です。調べていて「え、この数値でこれ?」と驚いたのですが、ph9.8という値は美肌系温泉の中でもかなり高い部類に入ります。肌の汚れや古い角質をやわらかく溶かす作用が強く、入浴後のすべすべ感は口コミで非常に高い評価を受けています。

渓谷に沿って流れる鈍川の清流を眺めながら入る露天風呂は、春は新緑、秋は紅葉が美しく、季節ごとに異なる絶景を楽しめます。夏でも渓谷の涼風が心地よく、都市部の喧騒から完全に離れた静けさが魅力です。

鈍川温泉 美賀登(施設番号: 13961)

鈍川温泉 美賀登は、鈍川渓谷に佇む老舗旅館です。ph9.8の強アルカリ性温泉を源泉かけ流しで楽しめる施設で、地元の愛媛名物「いのぶた鍋」など地場食材を使った料理も人気です。

口コミを読んでいると「渓流の音を聞きながら入る露天風呂が最高」「都会の疲れが完全に取れた」という声が多く、秘湯らしい非日常感を求めるなら理想的な一軒です。しまなみ海道のサイクリングで脚が疲れた後、温泉でゆっくり回復したい方にも向いています。

鈍川温泉 皆楽荘(施設番号: 108759)

鈍川温泉 皆楽荘も鈍川渓谷にある宿のひとつで、アルカリ性の温泉と渓谷の景色を組み合わせた落ち着いた滞在ができる旅館です。鈍川の清流を眼下に望む露天風呂から見える四季折々の景色が好評で、特に紅葉シーズンの宿泊は早めに予約が埋まります。

小規模でアットホームな雰囲気が特徴で、「旅館のスタッフが親切」「手作り感のある料理が美味しかった」という声も多い宿です。静かな秘湯の宿でのんびり過ごしたい方、人混みを避けてゆっくりしたい方に特に向いています。

しまなみ海道の島々にある温泉スポット

しまなみ海道を構成する島々にも、温泉や入浴施設が点在しています。橋の上を渡るたびに島を渡るという旅のスタイルに、温泉寄り道を加えると旅の密度がぐっと上がります。

大三島の温泉——瀬戸内の海を眺める湯

しまなみ海道の中間あたりに位置する大三島は、「神の島」とも呼ばれる大山祇神社で有名な島です。島内には温泉施設があり、瀬戸内の多島美を眺めながら入れる開放的な浴室が特徴です。

しまなみ海道のサイクリングルート上にあるため、自転車旅の途中で立ち寄るサイクリストも多く見られます。島の静かな雰囲気と海の眺望を楽しみながらの温泉入浴は、都市部の温泉とはまた違う解放感があります。日帰り入浴の可否や料金は直接施設に確認してください。

今治市内の日帰り温泉「しまなみ温泉 喜助の湯」

しまなみ海道の愛媛県側玄関口である今治市には、サイクリストから絶大な支持を集める日帰り温泉施設「しまなみ温泉 喜助の湯」があります。4年連続「サイクリストが日本一集まる温泉」に選ばれた実績を持ち、ニフティ温泉の中・四国エリアランキングで上位にランクインしている施設です。

天然温泉の大浴場・サウナを備えており、サイクリングの疲れを癒す場所として定着しています。今治駅から近い市街地にあるため、しまなみ海道旅行の締めくくりとして立ち寄るのに最適です。なお、「サウナ&スパ・ホテル 喜助の宿 今治駅前店」(施設番号: 179035)として楽天トラベルでも宿泊予約ができ、温泉をゆっくり楽しんでから翌日にしまなみ海道を巡るプランにも使えます。

鈍川温泉へのアクセス

秘湯感のある鈍川温泉へのアクセス方法をまとめます。しまなみ海道旅行と組み合わせる際の参考にしてください。

車でのアクセス

鈍川温泉は車でのアクセスが基本です。しまなみ海道今治ICを降りて、国道や県道を北東方面へ約30〜40分で到着します。今治市街から向かう場合も同様に30分程度。道中は山間部を走るため、カーナビの使用を推奨します。

今治ICから鈍川温泉まではほぼ一本道ですが、渓谷沿いの道は幅が狭い箇所もあります。対向車に注意しながら、ゆっくり進んでください。駐車場は各旅館・施設に完備されています。

公共交通機関でのアクセス

JR今治駅から路線バスで向かうルートがあります。ただしバスの本数が少ないため、事前に時刻表を確認しておくことが必須です。2026年5月時点の最新の時刻・運賃情報は今治市や伊予鉄バスの公式サイトでご確認ください。

広島・尾道側からのアクセス

しまなみ海道の広島県側(尾道・因島方面)から鈍川温泉を目指す場合、しまなみ海道を今治ICまで走り、そこから山間部へ向かうルートになります。尾道から今治ICまで約1時間、そこから鈍川温泉まで30〜40分なので、合計1時間30分〜2時間が目安です。しまなみ海道のサイクリングと組み合わせる場合は、今治に宿泊拠点を置き翌朝にアクセスするプランが現実的です。

しまなみプライムホテル今治は今治市内に位置し、しまなみ海道観光と鈍川温泉の両方を1泊2日でこなす旅程の拠点として使いやすいホテルです。

しまなみ海道温泉旅行のおすすめモデルコース

温泉とサイクリングを組み合わせた、1泊2日のモデルコースを提案します。

1泊2日コース:尾道発→しまなみサイクリング→鈍川温泉

1日目、尾道を朝スタート。しまなみ海道を自転車で走り、途中の島々(因島・大三島など)に立ち寄りながら今治へ向かいます。しまなみ海道のサイクリングは尾道→今治の全行程が約70km(橋の部分は自転車OK)ですが、フェリーや途中の電動自転車レンタルも活用できます。今治到着後、「しまなみ温泉 喜助の湯」でサイクリングの汗と疲れを流します。

2日目、今治を拠点に車で鈍川温泉へ。渓谷の秘湯宿で朝の貸し切り風呂を楽しみ、鈍川渓谷の散策もおすすめ。帰りに今治名物のタオルのまち巡りや今治焼鳥を堪能して帰途へ。

日帰りコース:今治起点の秘湯ひとり旅

今治市内のホテルを拠点に、午前中は鈍川温泉へドライブ。渓谷沿いの日帰り入浴を楽しんだ後、午後はしまなみ海道の大三島に渡り大山祇神社を参拝、最後に大三島の温泉に立ち寄るルートです。車でのみ実現できるプランですが、しまなみ海道の島めぐりと温泉を1日で堪能できます。

サイクリスト向け温泉立ち寄りコース

しまなみ海道を自転車で走るなら、コース上の立ち寄り温泉をあらかじめピックアップしておくと旅のテンションが上がります。大三島の温泉施設、今治の喜助の湯など、サイクリストが使いやすい施設は複数あります。自転車を置けるスペースの有無を事前に確認しておくと安心です。

鈍川温泉の見どころ——温泉だけじゃない渓谷の楽しみ

鈍川温泉は温泉だけでなく、渓谷エリア全体が見どころです。温泉入浴の前後に散策を楽しむことで、旅の満足度がさらに上がります。

鈍川渓谷トレッキング

鈍川渓谷には整備された遊歩道があり、渓流沿いを歩くトレッキングが楽しめます。春は山桜、夏は鮮やかな緑、秋は紅葉と、季節ごとに全く異なる表情を見せます。特に秋の紅葉シーズンは、渓谷全体が赤・黄・橙に染まり圧巻の景色です。

コースは整備されており、ハイキング初心者でも安心して歩けます。温泉旅館に宿泊して早朝に渓谷を散策する体験は、都市部の旅行では絶対に得られない贅沢な時間です。

今治市玉川ダム湖(玉川湖)

鈍川温泉の近くには玉川湖(玉川ダム)があります。緑に囲まれた静かなダム湖で、湖面に映る山々の景色が美しく、ドライブの途中に立ち寄れるスポットです。温泉の帰りに少し足を延ばして湖畔でのんびりする時間を作ると、旅のゆとりがぐっと増します。

今治の食文化——焼き鳥とタオルのまち

鈍川温泉からの帰り道に立ち寄れる今治市街には、「今治焼鳥」という独特のグルメ文化があります。今治の焼鳥は醤油ベースのタレで炒め焼きにするスタイルが特徴で、全国的にも珍しい食べ方です。温泉の後に今治の居酒屋で焼鳥をつつく、という旅の締めくくりは口コミでも「これが最高」という声が多い。

また今治はタオルの産地として世界的に有名で、市内にはタオル専門店が多数あります。旅のお土産としてもセンスがよく、品質の高い今治タオルは実用的な贈り物にもなります。

しまなみ海道の温泉旅行を楽しむためのポイント

温泉旅行をより充実させるために、知っておきたいポイントをまとめます。

予約のタイミング

鈍川温泉の各旅館は客室数が少ないため、週末・祝日・紅葉シーズン(10月下旬〜11月)は特に早めの予約が必要です。繁忙期は1〜2か月前には満室になることもあります。平日であれば比較的空きがあるケースが多いですが、旅行が決まったら早めに楽天トラベルで空室確認・予約を入れておくのが確実です。

日帰り入浴の事前確認

鈍川温泉の各旅館は宿泊施設のため、日帰り入浴を受け付けているかどうか、受付時間帯、料金は旅館ごとに異なります。直接電話確認するか、公式サイトで確認してから訪問するのが確実です。突然訪問して断られることも稀にあるので、事前連絡は必須です。

しまなみ海道の気候と服装

しまなみ海道エリアは温暖な瀬戸内気候で、年間を通じて比較的過ごしやすい地域です。ただし夏は日差しが強く、サイクリングの際は熱中症対策が必須。山間部の鈍川温泉は市街地より気温が低いことが多いため、夏でも夜は上着があると安心です。秋の紅葉シーズンは日中と夜の寒暖差が大きく、防寒着の準備をおすすめします。

まとめ:しまなみ海道の温泉・秘湯、旅行のポイントはここ

しまなみ海道周辺の温泉・秘湯情報をまとめてきました。最後にポイントを整理します。

しまなみ海道旅行に温泉を加えるなら、最も「秘湯」らしい体験ができるのは鈍川温泉です。今治ICから30〜40分の山間に、渓谷の清流と強アルカリ性温泉が待っています。しまなみ海道のサイクリングや島めぐりと組み合わせた1泊2日コースが、旅全体の満足度を高めてくれます。

日帰りで気軽に温泉を楽しみたい方には、今治市内の「しまなみ温泉 喜助の湯」がサイクリング後の疲れを癒す場所として定番です。大三島の海を望む温泉施設も、しまなみ海道ならではのロケーションで入れる穴場スポットです。

ぜひ楽天トラベルで鈍川温泉の旅館や今治のホテルを検索し、しまなみ海道温泉旅行の計画を始めてみてください。

しまなみ海道温泉旅行のよくある質問

しまなみ海道の温泉旅行を計画する際に、多くの方が疑問に思うポイントをまとめました。

鈍川温泉は子連れでも楽しめますか?

鈍川温泉は渓谷の自然の中にある静かな温泉地のため、小さなお子様を連れた家族旅行にも向いています。渓谷沿いの遊歩道を一緒に散策したり、川辺で遊んだりと、温泉以外の楽しみ方もあります。ただし、渓谷の水辺は滑りやすい場所もあるため、安全には十分注意してください。宿ごとに子供料金・乳幼児の対応が異なるため、予約時に確認しておきましょう。

しまなみ海道のサイクリングと温泉はセットで楽しめますか?

はい、しまなみ海道のサイクリングと温泉を組み合わせる旅は、多くのサイクリストが楽しんでいます。今治の「しまなみ温泉 喜助の湯」はサイクリストが日本一集まる温泉として知られており、自転車ラックも完備されています。サイクリング後の汗を流し、疲れた脚を温泉で癒してから帰宅・宿泊するというルーティンが定番になっています。鈍川温泉は今治ICから車で30〜40分とサイクリングルートから少し外れますが、1泊2日の旅程に加えれば充実した旅になります。

しまなみ海道の温泉は年中楽しめますか?

はい、しまなみ海道周辺の温泉は基本的に年間を通じて営業しています。瀬戸内気候は温暖で、真冬でも雪が積もることはほとんどありません。渓谷沿いの鈍川温泉は特に秋の紅葉シーズン(10月下旬〜11月中旬)と春の新緑シーズン(4月〜5月)が人気のピーク。夏は渓谷の涼しさが心地よく、冬はひっそりとした秘湯らしい雰囲気が際立ちます。2026年の各施設の営業状況は直接確認してください。

温泉の後に今治で食べるべきグルメは?

今治には「今治焼鳥」という全国的にも珍しい炒め焼きスタイルの焼鳥文化があります。醤油ベースのタレで鉄板の上で焼く(正確には「炒める」)スタイルで、皮焼きが定番メニューです。地元の人にとっては居酒屋や焼鳥専門店で気軽に食べる「ソウルフード」で、今治に来たら必ず食べてほしいグルメのひとつです。温泉でさっぱりした後に今治焼鳥でビールを一杯、というのが旅の黄金パターンだと思います。

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